京都人とラデヴー：前夜

大阪からのライダーと「夕日が丘そとめ」で待ち合わせをする機会なんてそうあることではない。門司港に早朝到着したライダーと明日、阿蘇ツーリングを計画して、前泊入りの彼とここ「夕日が丘そとめ」待ち合わせとなった。

彼は、京都出身の大阪在住？大阪勤務。愛車が京都ナンバーなので、ここでは「京都人」ということにした（本人からの要望があれば変更予定）。

私が到着したのは19:30で、見ごろの夕焼けを経過して夜になる時間を走行して到着。美しかった夕焼け　を容易に想像できる、そんな頃に到着した。








マシンはCRM。この道は999SよりCRMが速いみたいだ。これまでの最速で到着、まぁまぁの交通量の中を。早朝に999Sで走ってもここまで早くはない。999Sを乗りこなせていないのが問題かもしれないが...。

京都人の到着はまだ。

周囲にはバイカーは皆無、人はカップルの男女が一組いる程度。これを良い機会と思って、アクセルターンの練習　を開始。パラン、パラン、ウゥ～ン...　とか唸らせながら試みるも、一向に出来る気配なし。

カップルから「ぽよ～ん」てな雰囲気で傍観されるなか１０分程続けたが、何の見通しも立たないので止めた。

もしもの時？に備えて携帯していた「文庫本」を、電燈の灯りの下で読み始めてから暫くして、２ストロークバイク独特のサウンド　が聞こえた。待ち人到着。

立ち話はそこそこに、闇夜の中を私の家へ向かう。ライトが　かなり明るくない　CRMで夜の走行は怖い。しかも街灯が乏しいこの道のりは更に怖い。後ろを走行の京都人には、闇夜のおかげで気づかれなかったはずだが、２，３回ほど後輪を大きく滑らせた。その内一回はロック....

京都人には、この道も堪能して頂きたかったのですが、さすがに夜は無理でした。「あと一時間早かったら」と悔やみながら自宅に到着。

改めて京都人のバイクを眺める。

カッコ良いですバイクも（そして本人も）。噂では聞いていたが想像以上に素晴らしい。失礼ながら、想像ではもっと　時代を感じさせる　バイクだと思っていました。20年以上も前のものですからね。

当時一斉を風靡した車種です。しかもHB（ハーベイ）です。凄い綺麗です、これが現役で１日に　1,000km 走行しているから更に驚きです。「バイクは走ってこその輝きを増す」の好例です。

話もそこそこに繁華街に直行。

鉄鍋餃子を囲んでバイク談義、そして明日のツーリングプランで盛り上がる。最後は「五島うどん」。「五島うどん」の看板の店で食べるのは初めてだったが、旨い。「あご」のコクが格別。

結局、１時を過ぎて就寝、明日へ。