2009年8月2日日曜日

連続偶発的出来事:初めてのタイヤ交換、etc

赤:「いやぁ~、何か色々あった一日でしたな~」
青:「ほんまやなぁ~」
赤:「全てが偶然の出来事だったんちゃうかぁ~」
青:「そやなぁ~」
赤:「なんや、気のない返事ばっかりやなぁ~」
青:「そぎゃんことなかばい(訳:そんなことはありません)」

まさに偶発的な出来事ばかりの一日でした。

職場での年度末大掃除と、昨夜の深夜作業で希望より二時間の寝坊で8時に出発。特に目的地はなく単に走るのが目的。いつもの「夕日が見える丘」で10分ほど休憩して本格走行を開始。

■偶発的出来事その壱。

その出発直後の信号待ちで、対向車線からヒロシ出現。事前に待ち合わせ時間を決めていたとしても、こんなにタイミングよくは出会えない。これが1分でも早まっていたら、高速度ですれ違っていたであろうタイミングだった。

■偶発的出来事その弐。

しばしヒロシと談笑中に

ヒロシ:「タイヤ交換したらぁ~」
りんだ:「... そうすっかなぁ~」

という会話から二時間後

こういう状況になりました。前後タイヤが取り外されています。







■偶発的出来事その参。

選んだタイヤは PIRELLI DIABRO Super CORSA SP 、ショップに入る前まで「今回はMICHELIN ミシュランだな」と別段理由もなくが決めていたのだが、これをあっさりと選択。周りの人々の熱烈?な勧めと、30%値引きの誘惑にフラフラしながら、最後はそのタイヤ自体の圧倒的な雰囲気に負けた。その雰囲気とは、つまり

溝ないやん!これ、スリックタイヤやんけ~!

という代物。

これが交換した直後。一瞬、選択を誤ったかも?という不安がよぎるぐらいの代物。








ショップ社長さん:「自宅発車直後は注意してね。」
なるほどぉ~、そうかもしれない。ますます不安はつのる...。

ついでに、リアのブレーキパッドを交換。この時点で走行距離は 3,000 Km/三カ月。オロオロしながらズルズルとリアブレーキをかけて過ごした 慣らし期間がこれにて終了 という良い区切りになった。

そして皮むき へ。つまり新品タイヤの表面ツルツルを 一皮剥く 作業なのである。1時間弱走って剥いてみた。ヒロシ先導で県民の森を走行。剥け具合はというと...、剥けてます、剥けてます。写真の もやもやした黒い線 で挟まれたタイヤ表面部分が 皮剥かれた 部分。剥かれた部分はベタベタした粘りがある、そうでない端の部分は「ツルツル」。













朝の走りだしから「夕日が見れる丘」までの走行で「何か怖いな~」という感覚は、このタイヤ交換で完全に無くなりました。タイヤの違いは想像以上に大きいと痛感。バイク本体の進歩も凄いなら、タイヤの進歩も同様に凄いのだろうと MotoGP を観ながら思っていたのだが、想像以上。

考えてみればそれほど長くも無いバイク生活、これが初めてのタイヤ交換。つまり人生で初めての体験。「もうそろそろ交換なんだろうなぁ」とは思って、ボチボチタイヤ選びしようと考えていた矢先。図らずも今日になった次第。

■偶発的出来事その四

皮むきを終えて、イカ焼きを求めて再び「夕日が見える丘」へ向う途中、タイヤを意識しながらも軽快に走行中、「爆音」と共にオートバイが抜き去って行った。どうやらタイヤ交換したショップの駐車場にいた「佐賀ナンバーのTriumph」のようだ(後で判明したが、佐賀のではなく長崎。そんなに売れてるのか、Triumph??)。

Triumph を詳しくないので車種には自信がないが、多分 STREET TRIPLE  というもの、DUCATIでいうところの StreetFighter なのでしょう。

無茶苦茶早い、追走する気もなく、ごめんなさいと言いたくなるほどに。もっと練習しなければ、早く安全な走行を目指して。

■偶発的出来事その五

昼食抜きで走って既に午後4時過ぎ。「夕日が見える丘」には市街地走行など意外と難儀しながら到着したけが、求めるイカ焼きは無かった...、あるのはかき氷屋。個人的にはかなり意気消沈。先週の花火大会でも我慢していたのに...。

手作りカレーパンを食べながら駐車場を見ると、私の999Sを懸命に眺める人がいた。近づくと「749Rをネットオークションで買ったのですが、クラッチの音が大きくて心配してます。私のだけでしょうか?」と尋ねられたので、エンジンをかけて聞いてもらいました。結論的に原因は「その人のクラッチカバーが開いているタイプ」だから、のようです。

お話を伺うと、この疑問を解決したくて市内で999 か 749のオーナーを探していたようです。解決したようで良かったです。

これは、どちらと言えば「彼にとっての」偶発的出来事。


■偶発的出来事その六

その人は現在はオフ車エンデューロレースに傾倒中で、この日も練習帰りだったそうで、トラックに積まれたKTM 250 EXCを見せて頂きました。

タイヤ交換したショップで展示中のKTMを眺めながら感心していたのはつい数時間前の出来事。実際に使われているのを見ると、ショップ展示よりもずっと身近に感じる。

長々とバイク談義できました。彼は結構なツワモノで、ヒロシとの会話を傍で聞いているだけでも楽しかった。

お互いの連絡先を交換して別れる。

帰宅したのは午後6時前。まだまだ、ようやく夕焼けになろうという時間帯。気分的には夜中でもおかしくない充実度。これら一連の出来事は、「普通に起こること」と片づけたくはない程に刺激的なものでした。

皮むきまで付き合ってくれたヒロシに感謝。そして、本当に久しぶりに見たGSX-Rの雄姿でした。

皮剥き直後のツーショット。これがGSX-Rと初のツーショット。

青:「良か良かぁ~、人生そんなもんさね~」





本日の走行距離 230Km
個人的には梅雨明け宣言した日、Summer in 2009 へ。

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