目新しい発見は無かったが、これまで抱いていた漠然とした疑問が解決した。その思いを上手く書ける自信はないが、徒然と書いてみる。
LinuxというコンピュータOSを仕事でも個人でも使い始めて10年以上が経った。その頃から「オープンソース」のソフトウェア(ありていに言えば「無料」)を積極的に使っていた。その理由は、単に「無料」だからではない。
ものが良いから
です。更に、オープンソースという性質上
良いも悪いも全てが公開されている
です。その代償として有料サービスと異なるのは、手厚いサポートが無いということでしょうか?
「ことでしょうか?」と書いたのは、それが有益なサポートと思えることが少ないから。自分自身がエンジニアなので、世界の膨大なエンジニアたちの支援を、間接的能動的にではあるがインターネットから得ることができるのでそのようなサポートは不要。勿論、分からない分野(特にハードウェア関係)は有償サポートに頼ることはある。しかしそれも今では、多くのことがネットの情報で解決、理解することが多い。
何でエンジニアらは無料で開発作業するの?仕事でもやってるだろうに?
という疑問をコンピュータ業界に疎い方から尋ねられた。これも当時だから10年前ぐらい。
世界中の人たちに使ってもらっているという喜び
あくなきテクノロジーへの挑戦で得られる喜び
みたいに応えたが、その思いは今でも変わっていない。
変わったのは、この「無料」という方法?がビジネスとして活発に機能したこと。Google以前も「無料」を基本にした企業はあったように思うが、時代が追いついていなかったのか、それとも某大企業の圧力に負けたのか定かではないが、今のGoogleが「無料ビジネス」の一つの象徴であることには間違いない。
Googleの成功理由をここで私が書いても野暮なので省くが、ビジネスの手法としては目新しい考えではないと思う。多くの手法を軽快に提供できるテクノロジーの発展とマーケットの確立に後押しされたのも事実だろう。
むぅ... ここまで書いて、やっぱりまとまらない文章になってしまった、と反省したので、
結論。
番組「クローズアップ現代」で登場した大学教授の研究成果は次のようなもの
人は有償よりも無償の行為による方が
高い満足度を得ることの方が多い
「やっぱお金じゃないってことよね~」という短絡的な結論ではありませんが、それも大切な要素だと思います。1%にも満たない(数字は不明だが極少でしょう)富裕層の満足なんて、99%以上の人々は知る由もないのである。
お金の大切さを知りながら、お金では絶対に得ることができないことを
体験する、身につける、という姿勢が健全
だと思います。て、大学生の頃から似たようなことを言ってたような気がするが、それを今回の番組に限らず、考える機会が近頃多くなったように思う。それは個人的な理由というより、自分を取り巻く身近な環境や遠い世界情勢からきているように思える。
Money can't buy everything but you like it... ちょっと皮肉っぽく...
アルビン トフラーもかいてたぞ!
返信削除富の未来で。
ワクワクする希望が持てる未来だと思うな。
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