2010年8月22日日曜日

Blade Runner (1982 US Movie)

監督:リドリー・スコット

公開当時、僕は中学生だった。当時は、映画雑誌「スクリーン」「ロードショー」を購読していて、そこに掲載された Blade Runner の写真は良く覚えている。主人公デッカー(ハリソンフォード)が、ビルの屋上から腕一本でぶら下がっているシーンの写真。

当時はその ダークな SF 映画 の雰囲気が気になったが、僕があまりにも子どもで、あまりにも田舎な場所に暮らしていたので観に行くことは出来なかった。記憶が正しければ、その後に与えられるこの映画への高い評価は、当時は無かったように思う。興行成績もぱっとしなかったはず。

この映画が気になっていた理由は、監督がリドリー・スコットだったからだろう。あの「エイリアン」の第一作は既に観ていて、大好きだったから。同じ監督だとは知らなかったが、その映像表現に共通するものを感じていたのは確か。そしてその7年後、僕は大学生になり、リドリー・スコット監督の「ブラックレイン」を劇場で観ることになる。

「エイリアン」「ブレードランナー」「ブラックレイン」、夜と闇の描き方が秀逸 。「ブラックレイン」の大阪は、まるで近未来都市のようだ。

SF映画をそれほど観る方ではない。しかし、好きなSF作品は少なくはない。そのどれもがディテールが細かく、その緻密さに魅かれる。近未来を描くには 半端な想像力、表現力ではダメ なのです。

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