日本公開:2002年
ビートルズファンなら二度美味しい映画。私にとっては、キャストの大半が好きな俳優なので更に美味しい。
結構意地悪な見方だと思うが、こんな考え方がある。
泣かせる映画やドラマでは
子供と動物は飛び道具だ
間違いではないと思うし、言わんとすることは分かる。
この映画で動物は関係ないが、知的障害者という社会的な弱者と、その幼い娘のお話し。その娘の Lucy Diamond 役を演じる子役 Dakota Fanning の信じられない演技だけでも観る価値はあるかもしれないが、それだけの評価ならこの映画は先の指摘ような「単なる飛び道具を使っただけの映画」におわる。
子どもと大人の違いって何だろう
健常者って何だろう
子ども育てるってどういうことだろう
社会の中での人との関わり方
色んな人がいるから、そして関われるから面白い
そんなことをぼんやりと考えてしまう映画。
どことなく柔らかくて優しい映像だな、と思っていたら監督は女性だった。女性ならではの視点や描写が少なからずあると思う。それは、凄く良いものです。
この映画も英語教材に使ったが、会話の分かりやすさも手伝ってか、この頃には台詞の大半が教材無しで聴こえるようになっていた。
全曲The Beatlesのカバーによるサウンドトラックは発売後に直ぐに購入した。映画の全編にわたり、各曲が効果的に選曲されている。
このアルバムがきっかけで、Bob Dylan の息子 Jacob Dylan を知った。彼のボーカルバンド The Wallflowers の I'm Looking Through You と、Ben Folds の Golden Slumbers がお気に入りの曲。
アイ・アム・サム
サントラ ステレオフォニックス ザ・ブラック・クロウズ チョコレート・ジーニアス ヘザー・ノヴァ ハウイ・デイ ポール・ウェスターバーグ グランダディ ニック・ケイヴ エイミー・マン ニール・フィン
V2レコーズジャパン/コロムビアミュージックエンタテインメント (2002-03-20)
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