2010年11月7日日曜日

DUCATI 888:カーボンデカール


DUCATI という文字、DESMO 4V DOHC とDUCATI エンジンの特徴であるLツインエンジンの二つのシリンダー上部の刻印。こういうのを見ると 1/12 とはいえ、手のひらに乗せてニヤニヤ笑ってしまう。

本日はエンジン本体やフレームなどの大きな面の塗装をやったが、重ね塗りによる筆ムラを消すのに苦労した。後半は徐々に要領が分かってきて楽しくなった。漆塗り等の職人たちの技術の凄さが分かる。でもちょっとデコボコした塗装のムラもリアルなメカっぽくて良いなと思うし、プラモデルらしいと多少妥協しながらも満足するのであった。

今回のもう一つのハイライトはカーボンデカール。つまりカーボンパーツを再現させるカーボン模様のシールを貼ること。勿論このシールは別売もの。

不安だったが意外と上手く貼れたと思う。シール自体の伸縮性が効いているようだ。
ちなみにカーボンパーツの実物はこんな感じです。1/12 スケールではカーボンらしさを出すために粗目模様だが、雰囲気は十分出ていると思う。

このデカール貼りに威力を発揮したのはナイフとピンセット。ナイフの購入はカッターナイフで代用可能と考えていたが実際使ってみるとその切り易さに驚いた。刃先への力のかかり方がカッターナイフと全く違う。

そしてピンセット。この先端の曲がり具合と細さが細かい作業に柔軟に対応できる。

道具って凄く大事。

実際の私の仕事でいえば、物理的にはキーボードぐらいしか依存する道具はない。それ以上に、OSやそれを操作するファイル管理システムやツール、そしてエディタというソフトウェアが道具になる。道具が無かったら道具やルールを作ったりする。

なので、こんなピンセットやナイフの物理的な小道具でも触れるのは楽しい。気持ちよく作業を進められる道具は、ソフトウェアも同じというお話でした。

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