2010年11月28日日曜日

DUCATI 888:フロントフォークの悲劇

今回は目に見える大きな進捗はあったけれど、その代償は小さくはなかった...(泣)

リヤタイヤが付きました。

タイヤカバー(リアフェンダー)のカーボン化もやりました。非常にカーボン化しにくいパーツでしたがやりました。しかしかなり手抜きで、出来は55点です。今回の全体の完成度を物語っています...。

中学生の頃以来の初めてタミヤデカール貼りは、赤文字で「sbs」の奴です。すっかり貼り方(というか、台紙からのデカールの取り出し方)を忘れてる私に、タミヤの惨い仕打ちは「b」文字真ん中下付近に穴を開けること。見事にその近辺でデカールは千切れました...(泣)。その修復も容易なのがタミヤデカールの良さでもあるのですが、久しぶりの私には酷な仕打ちであった。

ラジエーターやエンジンなど、シルバー系パーツに「墨入れ」して汚してみました。まだまだやり足りない感じです。

そして、フロントフォーク周りが付きました。フレーム左側面にあるのがステアリングダンパーで、ハンドルを切るとそれっぽく動きます(笑)。

あぁ...でもね、今回はここで泣かされれたのです。オーリンズのフロントフォーク色を目指した色は、三回以上は塗り直しました。合成色なので毎回色の具合が違って泣きました。最終的には、本物よりも銀色が強くなりましたが、マフラーの色とのバランスでこちらを選びました。

他にも、痛恨のパーツ紛失やパーツ破損事件も発生しましたが、今回は

フロントフォーク取り付けの悲劇

のみを取り上げます。

フォークの取り付けを始めた直後、こんな風に塗装が剥げました。どのパーツが剥いでいるのか写真を見れば明らかですね、中央のメタリックグレイのパーツです。フォークがそのパーツの穴に通らないのが原因。

え?タミヤのクオリティってそんなもん?

と、絶大の信頼を寄せるタミヤに疑問を感じながら原因と改善策を模索。

改善策は、フォークを通す穴を大きくすること。ナイフでガリガリ削る。そしてフォークを通す、まだ通らない、そしてガリガリ削る...、を繰り返す。その間、当然のことながらフォークの塗装は剥がれまくり、その他の塗装も指紋やら不要な圧力で汚れる始末。

結果、何とかフォークは通って安心したのも束の間、フォークトップのパーツも入らない。結局フォークのトップ部分も削った。このパーツは塗装がされてないのに入らない。ここで気づいた。始めは、塗装の塗り過ぎで表面が分厚くなったのが原因だと考えたが、どうやら違うようだ。フォークパーツがひと回り大きい、膨張しているみたいに...。仮にタミヤに落ち度が無いとすれば、考えられる原因はただ一つ

マジックリン風呂

フロントフォークはご覧のようにメッキパーツとして提供されています。今回、右側のメッキを左のように剥がしてしまいました。真っ白にしたのです。何でこんなことをするかといえば

綺麗に仕上げたいから

という、乱暴な回答で今回は説明を回避します(笑)。

これが「マジックリン風呂」、パーツ君たちが入浴中。要するにメッキパーツをマジックリンに浸してメッキを剥がすのです。

ところが、ものの説明では2,30分でメッキが剥がれる、しかも数倍に薄めた状態。しかし1時間待っても全く剥がれる気配はない。結局全て剥げたのが1日半経過後、しかもマジックリン原液

つまり、原因は「入浴でパーツが膨張した」という仮説です。

と、こんな風に仮説を立ててみても、これ以上調査する余裕は今のところないので、放置します。いずれ判明するでしょう。

モデラー時代の中学生の頃、「もうモデラーも卒業だぜ」とか言ったか言わなかったかは忘れたが、その頃はエンジンに前後のタイヤが付いたら完成したも同然だった。実際そこで止めて、外装(カウル)など作らないで放置していた。最も魅力的なエンジン部分を覆い隠してしまう外装の製作に、全く興味が無く、むしろ害だと思っていた。今も根本的には変わってないようで、この時点で大きくモチベーションが下降している自分に気づきます。中学生並ではイカンですね(笑) ということで、外装製作の面白さを「あえて」探す、という極めて大人の判断をするのであった。対峙するは中学生の僕自身なのか?

3 件のコメント:

  1. 私が最後にプラモデルを組み立てたのは20年前です。フェラーリF1の89年モデルだったと思います。本物っぽい色を求めて車用の塗料で塗装したり、完成後にカルナバロウのワックスをかけたり、タイヤにはタイヤ用の艶出し剤を塗ったりしました。デカール貼りに命をかけて、完璧に位置が決まるまで修正を繰り返した集中力は今ではありません。。。    XJR

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  2. あれぇ?? この前からしばしばコメント投稿がページに反映されない。今は直ったみたいです、ご迷惑おかけしてます。

    XJRさんからのコメント

    私が最後にプラモデルを組み立てたのは20年前です。フェラーリF1の89年モデルだったと思います。本物っぽい色を求めて車用の塗料で塗装したり、完成後にカルナバロウのワックスをかけたり、タイヤにはタイヤ用の艶出し剤を塗ったりしました。デカール貼りに命をかけて、完璧に位置が決まるまで修正を繰り返した集中力は今ではありません。。。    XJR

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  3. XJRさん
    あはは、みなさんも凄いことやっていたとちょっとホッとしました。私は今頃やってます..。

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