「日本の語学番組の終焉」に書いたように、英語を学んでるWebサイトに、唯一日本の放送局提供のものがあった。本日ついにその利用も停止した。英和辞書も否定しているので、実質的に「英語で英語を学習」の状態になった。
前回ある番組の利用を止めた原因の「古い英語」のように、今回も止める決断をした理由があった。
それは、固有名詞の発音が明らかに「日本語的発音」だったから。非常に細かいことだが、「他の発音でもあり得る」と考えると「そろそろ止め時」と判断した。ネイティブ並みの英語の発音なのだが、あまりにもクリア過ぎて、実践的にも利用価値は減ったと思っていたので、良い機会なのかもしれない。
本当の理由
実は、この発音だけが止めた理由ではない。英語ネイティブの英語学習サイトに比べて、日本のサイトのコンテンツは「中身が薄い」のだ。英語のリーディングが今よりは劣っていた頃は、英語自体の勉強が中心なので、コンテンツの「薄さ」はそれほど気にならなかった。ところが、近頃読むスピードが上がったようで、コンテンツに対する不満が募ってきていた。
数学やデータ分析の書籍やWebサイトは、ほとんど英文という日々が長く続いているので、リーディング力が上がったのも頷ける。平均的には、日本文より英文を読む量が圧倒的に勝っているのが最近の傾向だ。
今回利用を止めたサイト名は伏せるが、その日本の英語学習サイトのコンテンツは「ニュース英語」。日本のニュースを聞けて分かりやすさもあったが、所詮日本人の「報道部?」が作った原稿のため、そのコンテンツも「調査報道」ではない不満が募っていた。「調査報道」については、「官報複合体」に詳しく書いたのでここでは割愛するが、要はコンテンツに「意見や考察がほとんどない」のだ。そのニュースを読み聞きしながら「だから何?」と毎度突っ込みたくなっていた。
毎日楽しんで読んでいる VOA Learning English の記事は、圧倒的に「調査報道」なのだ。英語音声も聞けるが、読んでいる本人が書いているであろうことは容易に想像できるその記事はとても興味深い。決して「偏った見解」ではなく、事実に基づいた、正に「ジャーナリズムの基本」を読んでいるようで楽しい。しかも、難解な英語表現は避けて、世界の英語学習者を対象にしている姿勢にも好感を持っている。
言っちゃうけど、結局のところ、日本の英語教育番組はレベルが低すぎる。それは、日本人向けを意識過ぎた結果でもあり、日本人だけに発したもので有る限りレベルの低さは払拭できないだろう。
こうやって日本語の英語教育サイトから「離脱」できたのは、私自身の英語力の向上だと嬉しく思うようにしている。奇しくも、最後に残ったサイトを止める理由が、日頃不満な「日本のジャーナリズムのレベル」だったのは皮肉だが、仕方がない。
次のステップへ
誤解して頂きたくないのは、ここで私は自身の英語力を自慢している訳ではないこと。まだまだレベルが低いと悩んでいるのだ。ちょうど先週の火曜日、外人客が多く来るバーに入って外国人と会話したが、聞き取れない会話と発せられらない英語表現に泣きたくなった。
自分の英語力は分かっている、決して満足していない。私の目指すレベルには、日本語の語学サイトでは不十分ということが分かっただけだ。
こうやってブログに記した、単に私の英語学習の過程のマイルストーンとしたかったから。人それぞれの目指すレベルと、学習方法は多岐に渡る。単にこれが私のやり方というだけのこと。英語の実力が上がるとともに、世界への認識も上がっているのは間違いない。その相乗効果を今後も楽しみたいだけなのだ。
今日まで想像できないほど長い期間、日本人による英語教材にお世話になってきた。そのことに対して Thank you. と言うしかないが、願わくは、いつの日か訪れたくなるようなコンテンツを提供して欲しいとは願う。極端な例だが、「バイリンガルニュース」のようなアプローチは非常に面白いと思っている。
あれ?!「バイリンガルニュース」を視聴してるてことは、日本の英語語学教材とは未だに繋がっているということか?(笑)

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