「ぱっどかすと」
Global News Podcast
Wold Update: Daily Commute
聞き始めてひと月ほどだが、アメリカ英語に慣れすぎた耳には、ブリティッシュ英語に最初は戸惑った。加えて、英国ではない欧州の英語の訛りはそれ以上に戸惑ったし、欧州の国のことを知らなさ過ぎだったことを思い知らされた。とはいえ、徐々に慣れてきて、ニュースの内容も「流し聞き」の状態でありながら少しは理解できるようになっている。
当たり前のこととして、世界の英語の発音は様々なのだ。多くの日本人が慣れているのは、アメリカ英語だろうが、これから先はそれでは不便になることが多くなるだろう。「世界的に上昇傾向の英語能力」は、そのことを示唆している。「世界では中国語を話す人が一番多い」とか、訳の分からん屁理屈は完全に無視。英語が世界的に広く使われている理由は一つではないが、その一つに「取得が容易」な点がある。少なくとも日本語よりは容易だ。
英語学習者へのオススメ Podcast
現在一押しの英語の Podcast は「This American Life」なのだが、英語の読解力に自信がなければ、今は避けるべきだろう。ただ、読解力を上げて是非ともこの Podcast に「来て欲しい」と思う。本当にリアルな英語、感情豊かな「生の会話」などを体験できます。
「英語の読解力」に自信がない方には、次の番組がオススメです。
The English We Speak
「The English We Speak」より微妙にハードルは高いですが、よりオススメなのが
English as a Second Language (ESL) Podcast
ゆっくりした発音だけじゃなく、単語のスペル、など細かい点まで教える。現在最新の「1,145 Using Herbs and Spices in Cooking」では、タイトルの herbs の紹介で、「アメリカ英語では h は発音されない」などの丁寧な解説が特徴。「ハーブ」という日本語の理解では、聞き取るのも難しいし、そんな発音では herb にはなりません。
私は使ってないが、英語初学者でも、この番組が提供するテキストを使えば、良い勉強になると思う。この番組は、多くの日本語の英語番組の一週間分以上に匹敵する質の高さがある。
当たり前だが、これらの英語学習Podcastは、日本人だけに向けられたものではない。ESLとは「 English as a Second Language」で「英語を第二外国語」(第三外国語の場合もかるかもね)として学ぶ、世界の人に向けたものなのだ。日本の番組とは「格の違い」にも納得する。そもそも、外国語を日本語で学ぶなんて、「ロシア文学の研究者が、日本語訳のロシア文学を読んでいる」ようなものじゃないのかな?
「ガラパゴス状態」からの脱出のために
ネットへの接続環境があれば、もはや英語の学習にお金を払う必要はない。そもそも、語学習得をビジネスにする形態が昔から嫌だった。「ダイエット業界」を始めとする「コンプレックス産業」のようで、好ましいと思えなかった。つまり、「だれもが英語ができるようになれば、そんなビジネスはなくなる」という皮肉。そんなビジネスは「日本人の英語を良くしようと真剣に考えていない」とまでは言わないが、質の悪い番組や怪しげな教材を見るたびに頭をよぎる。
「インターネットの情報は信用できない」という立場も結構だが、その前に「良質な教材や情報を探してみましたか?」を問いたい。例えば、BBCの番組なんて、BBCという看板を背負った上での提供なので、下手な番組なんて提供できるはずはない。
もう一点、重要な点は「日本語訳から離れる」こと。「英語を英語で理解する」ということなのだが、これが難しいなら「英語の語順通りに理解する」ことです。「英語と日本語で完璧に一致する文章はない」とする考え方。
私が、日本の英語番組や教材を完全に捨ててしまったのは、今年の6月の末のことだった。もう随分前のことのように思えるが、まだ半年も経っていない。そう思う理由は明らかで、捨てたおかげで、英語ネイティブのサイトが提供する豊富で質の高い教材を利用できたから。このやり方が、今では完全に普通になってしまった。英語の読解力やヒヤリング力の向上も実感している。
「英語力が向上しない」のは、明らかに学習方法を誤っているため。やり方は人それぞれなので、私がアドバイスできるのは、ここに書いたようなことだが、結局のところ、自分のレベルを見極めて、適切な学習方法を実践すること。「英語を読めないのに書けるか?読めないの聞き取れるか?話せるか?」など、今一度考えて見るべきではないだろうか。
また、「英語を勉強するのが目的ではない」という認識は大切。私の場合は、数学やデータ分析を学ぶのに役立っているが、音楽や映画などの娯楽の面でも、英語力があれば更に楽しめる。「世界の情報に無関心」ではダメだということです。
こんなことを書いたのは、英語に限らず、多くの日本人が外国語を使えるようになるのを願ってるからだ。他国の文化を知るには語学を学ぶことに勝るものはない。「日本文化しか知らない」という「ガラパゴス状態」では、先行きは暗い。インターネット時代が本格化して、デジタル産業で日本が遅れてしまっている理由が、そんな「ガラパゴス状態」にあったのでないかと思っている。そんな歴史からも学ぶべきだろう。


0 件のコメント:
コメントを投稿