2016年1月8日金曜日

Breaking Bad:Mad Max 依存症からの回復

年末から続いていた「Mad Max 依存症」から、今夜ようやく回復できたようだ。

昨夜観始めた「The Man in the High Castle」は、今夜になっても「Mad Max 依存症」のために観る気にはなれなかった。そこで、かねてから気になってた "Breaking Bad" を観始めた。このドラマを知ったきっかけは忘れたが、Mad Max の素敵なイラストを描いた「松崎りえこ」さんも、オススメしていたのも一つの理由。

観たのはシーズン1の 1, 2 話だが、むっちゃ面白い。"The Orange is the New Black" に迫る面白さ。

観ながらふと考えたがのが、「The Man in the High Castle」との面白さの違い。決定的な要因は「ユーモア」。「The Man in the High Castle」に「ユーモアが必要」と言いたい訳ではないが、「ユーモアがなければ、もっと徹底的にリアルに描いて欲しい」ということ。「Mad Max: Fury Road にユーモアが有るか?」と問われれば「Yes」と応えられる。「徹底的なリアルと、散りばめられたユーモア満載」な映画なのだ。
「なんでパンツで拳銃なの?」というツッコミは、本編をご覧になれば納得します。狙った「演出的ユーモア」なのだろうが、ドラマではとても自然なのだ。


極自然なドラマ:銃乱射は「異常」

まだ二話分しか観ていない "Breaking Bad" だが、「リアリティ」という点で気づいたのは

米国社会でも銃や殺人は、決して一般的ではない

当たり前のことのようだが、本ドラマを観てほっとした。

銃乱射事件や警官による暴行、深刻化する麻薬ビジネス、などの米国の事件報道を連日のように耳にしているので、アメリカという国に対する印象が「麻痺」している面があったように思う。

ドラマで、殺人に遭遇した登場人物の反応は、至極自然だ。「悪ガキ」ドラッグディーラーですら、慌てふためいた。これが極自然な反応なのだ。「バンバンと人を撃ち殺す」なんて、一般社会で起きるのは「異常」なのだ。

いつの頃から、娯楽映画だからって「極悪人ならバンバン撃ち殺しても良い」という理屈に「??」となっている。現代において、「原住民インディアンをバンバン撃ち殺す」ような西部劇が作られると、誰も不自然に思うだろう。そんな感覚だ。

銃乱射のシーンの映画を観たり、そんなゲームをすることが、銃乱射事件に直接的に関係するとは思わない。娯楽文化として消化するもの、と理解している。とはいえ、そんな映画やゲームに「リアリティはない」という認識は必要だろう。

ところで、殺人やシリアスな場面でも、"Breaking Bad" では何故かユーモアを感じる。視聴者として笑って見てられるが、仮に現実で同じ境遇なら、私も笑われてしまうことをするだろう。そんなところにも「リアリティ」を感じてしまう。

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