2016年1月25日月曜日

ノーベル賞とアカデミー賞:How To Win A Nobel Prize

Freakonomics Radio この放送 "How To Win A Nobel Prize" は、2015年10月15日のもので、ノーベル賞の発表前の時期。

経済学賞だけが Alfred Novel の意図になかった分野であり、「経済賞をノーベル賞に入れて良いのか?」という議論があるのは知っていた。この放送はその点のツッコミもあり楽しかった。初めてノーベル賞の選考に関わる人の話を聞けたのも興味深かった。選考方法など、かなり詳細に突っ込まれているが、やはり「秘密」の多くは話せないらしい。

中でも「そうだよな」と笑ったのは、ノーベル賞受賞の電話を受けた人が「prank いたずら」と思うこと。それは「普通の反応」かもしれない(笑)。


What You Like Best?

ノーベル賞の受賞者の業績が素晴らしいのは否定しない。経済学賞の中には、後の判断では疑問がつくのもあるが、その発明自体が評価に値するのは否定できない。

とはいえ、スポーツと比較して勝敗?の判断方法は、かなり明確ではない。

The Nobel is among the highest-profile prizes in the world. The Academy Awards – the Oscars — are also a pretty big deal. In that case, movie studios and producers often lobby openly for the prize. I was curious if the same thing happens with the Nobel.

来月がオスカーの発表。長年の映画ファンだが、初めてオスカー受賞を願った作品 Max Max: Fury Road については既に書いた。そんなオスカー受賞のための「ロビー活動」というのは、やはり悲しいが、そんなことがあることは想像に難くない。

そんなオスカーも、去年も色々あったが、今年は例年以上に物議を醸している。"Actors Criticize 'White' Oscars for Lack of Diversity" 、つまり受賞者が「白人優先」という非難が起こっている。確かに、今年のオスカー候補 "Oscar Nominees"を眺めると「白人優先」です。幾つかの記事で読んで、過去の「白人受賞の割合」も圧倒的に偏っているのは数字の上でも明らか。
この騒動には、映画、人種差別、データの偏りといった、興味ある要素が満載で、私なりに分析しようと思ったが、できなかった。その主な理由は「受賞選定基準が分からない以上、冷静な非難や議論は難しい」ということ。そして、受賞の可否は選考者の「主観的理由」に多分に影響されるから、客観的な議論は難しい。

私の思考や好みは、完全に「diversity 多様性」です。最近の映画では、白人やメキシコ系などのマイノリティ(もう数的には、白人はマジョリティではない)が混在するほど面白いと思っている。文化や価値観の違いのぶつかり合いも面白いし、そこにリアリテイを感じる。

ノーベル賞にも、オスカーの「白人優先」と異なるが、何らかの非難もある。しかし Alfred Novel がノーベル賞を設立した意図は理解できる。アカデミー賞も「業界を盛り上げる」という点では意義はあると思う。

でもね

俺が思うノーベル賞、私が思うアカデミー賞

の「思い込み」の方が大切だと思う。

あなたにとってのベストを自分で探す

そして、それは「一つではない」のです。

ノーベル賞、アカデミー賞だけが「素晴らしいもの」であるはずはないのだ。ましてや、誰もが納得する正確な順位付けなんて、出来るはずもない。

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