開演の11時からの全11バンド + チャボの演奏の全てを聴いた。チャボが演った2曲のRCサクセションのナンバーを除いて、知っている曲は一曲もなかった。そもそも出演バンドの名前を知っているいるのが3バンドしかなかった。
それでも楽しんだ。
選ぶとすれば前半出演の若いバンドが良かった。後半のどちらかと言えばビート主体の音楽よりは、70年代テイストがあるギターサウンドや曲調の彼らのが好感を持てた。
彼らには申し訳ないのだが、お目当ては 仲井戸”チャボ”麗市 だった。チャボの前のバンドから最前付近右側に陣取り、チャボを待つ。
今回はスペシャルゲストということで持ち時間は30分、入れ替え時間を入れると演奏出来る曲は3、4曲ぐらいだろうか。多分一人で演ると思った。準備されるチャボ用のステージ機材を見てそれを更に確信した。
チャボのファンと思しき、4,5歳ぐらいの男の子も最前列の柵にしがみついてチャボの登場を待つ。
最前列から二列目から、舞台袖のチャボが見えた。関係者の人たちと気さくに握手を交わしている。
そして登場、チャボ一人で。ギターはGibsonチェットアトキンスと思われる臙脂(えんじ)色のエレアコ。ブルースのフレーズたっぷりの演奏をしながらの登場、そして「こんばんわ、レッドツェッペリンでぇ~す」といういつも?の挨拶。元気そうで良かった。
三曲演った、その内二曲はRCサクセションのナンバー。ラストの「雨上がりの夜空に」は予想していたが、驚いたのは二曲目。ここでは書ききれない想いは、別に書きました。
ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトが舞台袖からじっとチャボの演奏を見守っていた。清志郎に格別な想いがあったであろう彼の見つめるその視線は...。
熱い日差しの中、時おり涼しい風が吹き抜ける時もあった。チャボの3曲はそんな風にも似ていた。
夕暮れを感じないまま、いつの間にか夜。そしてあっという間にトリの演奏も終わり、イベントは終了した。2009年の夏は、いつの間にか始まりもう終わりを見せ始めたようです。
私の肌だけが夏真っ盛り。翌日ヒリヒリと痛む日焼けした肌、帽子のせいで中途半端な焼け方をした顔で出社...。それも Rock and Roll だよな、清志郎。
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