前日のホテルと違ってチェックアウト時間はフリー、AM6:30にチェックアウト。
私の直前にチェックアウトした、50代ぐらいのおじさんと15分ほど話す。彼は
- 大型免許を取ってまだ三ヶ月
- ハーレー目当てで行ったレ*ドバ*ンで「隼」を勧められて購入
- 高速であっさり200km/hオーバーのポテンシャルに感激
- 神戸の方で、いつの間にか上陸した四国を経由して九州上陸
- 本日は湯布院へ(阿蘇は前回行ったそうだ)
さて出発。本日は鹿児島(桜島)経由で実家へ。宮崎に到達できたことに自信をもったのか、走行への不安は一切ない。
昨日走った220号線をひたすら南下。朝日の眩しさが凄い(サングラスを失くしたことを異様に悔やんだ)。海岸線の波も凄い。サーフィン気分の走行が続く。
といった風に快走していた、完全に見通しの良い直線で、私の前方50メールで事故発生...。こんなに生々しい事故発生の瞬間を見たのは初めて。アトラクションか?と思ったぐらいだ。
事故: 片側二車線の直線道路で、前方の車が片側車線を使ってUターン中に後方の車がその行為に気づかず、お互いに避けながらも間に合わず、前方車のフロント左タイヤから後方車が突っ込む...
もし私が後方車だったら、バイクの高い機動性のおかげで何とか避けれたと思うが、車だったらこの結果は仕方がない。どちらが悪いか概ね明らかだが、不気味だったのは事故の瞬間、Uターンした前方車の運転手(ちょっと小太りの中年男性)が笑っていたこと。「あぁ、やっちゃったよ~」ぐらいの感じなのだろうか? あんな瞬間、私には到底出来ない表情...。助手席には女性らしき人が同乗しているというのに...。
道は昨日走った最高の道路222号線との分岐点を通過して448号線に入る。
酷道とまではいかないが、速度は出せない。
断崖の景色を眺めながらのノンビリ走行。
天気良いです。
が、景色も道もイマイチだったので、直ぐに戻る。
448号線は200号線と重なり、ここ大隅半島を東西に横切る道220号線へ右折。220号線は混雑はしてないが、横断中の道は市街地道路。
そして海岸線に出て、左手前方に桜島が見えてくる。天気は良いはずだが、桜島は霞んでいる。火山灰のせいなのか?
火山灰まみれの車の見かけるようになってきた頃、到着。
暑い。宮崎同様に日差しに刺される...。
桜島フェリー乗り場の直前にある、観光施設の中で昼食。
うどんが有名そうだったが、そば好きなので...。
ま、普通のそばでした。
桜島の景色を眺めるために、来た道を桜島の入り口近くまで戻る。
確かに存在感がある、桜島御岳。
走り足りない不満を満たすために、桜島の入り口から北上する26号線を走ってみる。「降灰によるスリップ注意」という看板に「いやだな~」と思いながら走行。10分程度で良好な道は終了。
PM1:00、帰路につくことにした。
220号線を走行して東九州自動車道「国分」、今回ツーリング初の高速道路走行。熊本の「松橋」まで100km ぐらいか。不快になる交通量でもない快適な高速走行、あっという間に到着(ETC未装着なので2,850円)。
次のルートは天草五橋を通ってフェリー乗り場の鬼池港。最初57号線の天草街道を通る予定が266号線を走行、結局「五橋入口」まで266号線。天草の走行は、有料(150円)の松島道路を除けば、残念ながら、それほど快走できる道ではなかった。
少し集中力を欠いていためか、携帯電話を落としてしまった。走行中に「ゴトッ」という聞きなれない音がして、もしかしてと思いジャケットの右ポケットを見る... 無い... しかもポケット空いたまま...。直ぐに50メートルほど戻って、道路中央分離帯辺りに発見!!数台の車の通過を、「うぉぉっ...」とハラハラしながら見送る。傷は付いてるが動いている... 助かったぁ...。
順調すぎる走行のために、フェリー最終便(PM6:30)の予定を、その前のPM5:45に変更して、港に向かう。
チケット売り場の予定表には「本日**の開催のために、ピストン運行してます」とのこと。つまり、時間関係なしに次に来た船に乗れ、ということ。
待つこと30分余り、搭乗。
このフェリーは初めて乗る。ガキの頃もない。残念ながらお約束のちくわは売ってない。そもそも売店もない。
客室でぼぉ~としていたら
最初は島原半島の真ん中を縦断していたが、暗い山道の走行にうんざりして途中からノンビリと海岸線を走行。
実家へ帰る前にヒロシの家にお土産を届けに行った。
お味噌?を作ってたヒロシのお母さんと談笑。その後、ざるうどんまでご馳走になった。この旅の締めには最高のご馳走でした。美味しかったです。
本日の走行距離 510 km、三日間の総走行距離 1,360km (内、高速道路100km)
結局、当初予定したルート通りに完走したことになった、驚きだ。愛車 DUCATI 999S に感謝するしかない。こんなに面白いバイクじゃなかったら、こんなにも走れない。何処までも走れそうな自信 を持てた旅であった。
そして旅の途中に出会った方々にも感謝。
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