家に帰る準備のために、茫然として自宅の店に向かうと、壱岐に転勤中の幼馴染が来ていたので、軽く挨拶。後でゆっくり話そうと思い、先ずは駐車場にデンッと止めていた愛車を邪魔にならない店先に移動。ちょっとした坂と距離を移動、店先に移動して駐車しようとしたら
あぁれ~、スタンドを立ててなかったぁ~
ぺたんっ と左側から倒れた。一気に一瞬の記憶喪失状態に突入...。
軽い気持ちでは起こせなったが、荷重ポイントらしきものが何となく分かってあっさり起こせた。妹やお客さんらも心配して支えてくれた。ご迷惑をおかけしました...。
店先の鉢植えたちがブロックしてくれたおかげで、外傷はほとんどない。土まみれになったけど...。
さっそく、エンジンの始動確認。少しだけまごついたけど、しっかり始動。状態を再度細かく確認。
あぁっ、ギヤチェンジペダルが曲がってるぅ...。そしてカウルに当たってる...。シフトチェンジできないほどではないのが幸い。
幼馴染の近況を色々と聞いたりして、ひとしきり話した後に「ヒロシ様」にお電話を差し上げた...。昨夜に引き続き頼ることに...。もう出かけていたらどうしよう、と心配したが在宅で、快く待っていてくれた。
再び「ヒロシ小屋」へ。
ステップを外す二つのジョイント部分を教えてもらって、ラチェットレンチを駆使して外した。やっぱり曲がっている。元に近い状態に曲げるのは、ヒロシにお願いした。アルミ材質のためにかなり大変だったが、なんとかカウルに接触する状態だけは回避できた。またまたありがとうヒロシ、多謝です。
気分は「カスタム虎の穴」のウサギ状態、いちいち感激して作業した。ヒロシは虎でここは「虎の穴」か...?
全てミリの工具3,4個のサイズで概ね対応できることを確認できた。今度自宅の工具でできるか確認しよう。
写真左はV-Max。大型免許取得前から見慣れているが、その当時より魅力的に映る。黄色が良い。私の目が肥えたのか、人間丸くなったのか...。
そしてお昼もとっくに過ぎて、ヒロシの提案でDUCATIショップ&グリーンバンブーで昼食となった。実家からDUCATIショップへの道程は、初めではないがほとんど記憶なかったが、なかなか楽しかった。今度は一人走行してみよう。
昨夜のリフレクターのカスタムは見た目も上々ながら、走りでも満足。ちょっとした段差でも「ガタガタッ」という音がしていたが、全く無くなった。何故にこれが標準スタイルではないのだろうか?
グリーンバンブーに駆け込んで絶品昼食を食べてDUCATIショップへ。
DUCAT純正のリフレクター(HELLA)とナンバー灯の在庫を確認してもらった。リフレクター本体はあったのだが、固定パーツ(星形ビス?)の在庫がないとのこと。今付いてるビスは一回しか使えない仕様なので代用は不可。
ヒロシの指摘通り、通常のナンバー灯ではなく、しかも999にしか使われていないそうでだ。
お値段一個 378円(税込)。購入したが、当面切れるまでは、「ヒロシの自作」のナンバー灯を使うことにする。
本日ショップの社長は、Aprilia V型4気筒 RSV-4 の展示のためオートポリスへ行っているそうな。ヒロシとの会話で、ちょっとばかりバイクに詳しくなったので、V型4気筒と聞いてビックリ。実は先日来店した際に展示していたのだが、「ふぅ~ん、Apriliaの新しい奴ね」程度で見過ごしていた。
このバイク、九州での取り扱い店舗はこの店だけらしい。試乗したいなぁ~。そして他人事ながら、是非とも売れてほしいと思う。
そんなApriliaの話題や昔の「面白い」バイクの話で、店員の方々と小一時間ほど談笑。
夕方近くになって、雨が降りそうな気配になり、ヒロシとはここでお別れ。
これにて慌ただしい大変な週末はおしまいおしまい、チャンチャン。とは軽く終われないぐらいぐったりした。
色々あったが、結果的に濃厚で貴重な経験をした。ヒロシも言っていたが、実際に体験することにより、本で読んで得られる知識が短時間に、更には深く身に付けられる。そして、体験しないことには分からないこのとの方が多いと思うな、この世の中。
フロントホイールのシャフトがインチねじなんですよね。
返信削除他はミリなのに・・・