2009年11月8日日曜日

グリーンバンブー:一皿盛りの美学

前回、DUCATIショップへ行った際にショップの人とお客さんの勧めで行った、ショップの近くにある グリーンバンブーという洋食屋さん。その時はトルコライスを食べたが、かなり絶品だった。地元の名物トルコライスでありながら、それほど食べる機会がなく、あったとしてもそれほど美味しいとは思わなかった。が、この店のを食べて考えが豹変した。

その後、ネットでこの店のことを調べると、やはりかなり有名なお店のようだ。最近、とある事情でこの場所に移転したようだ。

今日は、DUCATIショップへパーツを買いに行く前に(どっちが目的かは微妙...)遅い昼食をとるために行った。ショップに到着したのがPM02:10で、ショップの定員から「2時までじゃなかったかしら?」という指摘に、小走りにグリーンバンブーに向かう。一緒に行ったヒロシは、先週の火曜日に定休日とは知らずに食べれなかったので、悲劇は再びか...?

店に到着して営業時間を見ると PM2:30 まで とあり、ひと安心。

前回はトルコライスだったので、今回はステーキトルコライス。1,400円という安くはない値段だが、この店を信頼して迷わず注文。ヒロシは50円プライスのライス大盛り。

その味は、期待以上だった。

トルコライスがカレーソースだったが、これはデミグラスソース。お肉はトロトロの柔らかさ。普段、「ライス大盛り」という注文をしたいと思ったことはなかったが、これは別、ヒロシのチョイスに嫉妬...。それぐらい、ご飯と一緒に長いこと味わいたいソースの味。

我々の後に入ってきたカップルが注文したカキフライランチ、ものすごく美味しいことでしょう。

そろそろ食べ終わる頃、厨房では新しいお客は居ないのに、忙しそうに4皿の料理が作られていた。「焼きソバかな」と思って見ていると、目玉焼き、ハンバーグ、その上に美味しそうなソースをふりかけて... 多分(というか絶対に)まかない料理のようです。美味しそうで、「それください」と注文したくなった。

この店のほとんどの料理が、普通のお皿一皿に、ご飯から全ての料理がのっている。これは、無駄口は到底あり得ない風情の料理長のポリシーなのかもしれない。一皿盛りの美学 なんて勝手に思ってしまった。

厨房は料理長を除いては三名の女性が補助をして、丸見えの厨房で良い緊張感を発しながら仕事をされている。その雰囲気が料理の味にも出ているのかもしれない。

本当に良いお店です。「日本の良い洋食屋さん」とは、こういうお店のことかもしれない。

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