2010年5月9日日曜日

The Greatest Hits

ウィリー練習中にずっと聴いていたアルバム


ふとしたきっかけで、長いこと聴いてなかったデリコを先週から聴き直している。デビューして10年のようです。

これはデビューアルバムにして The Greatest Hits です。しかもタイトル通りGreatestな曲ばかりです。21世紀最初のミリオンセラーと報じられたのを覚えている。当時女性ボーカルのバンドをやっていて、偉そうですが「やられたぁ~、こんな風に演りたかった...」と一人嘆いたものです。

洋楽ファンもこぞって聴いたこのアルバムは、ボーカルはもちろん楽曲のセンスは完全に洋楽ロックンロールのエッセンス満載。でも、どこか日本的なのはその歌詞とメロディーラインにあるようです。今日の曇り空に何故かマッチしたのも、湿っぽい邦楽のエッセンスがあるからだろうか?

日本語混ざり英語」の歌詞と唄い方を、当時たまたま観てしまった民放の「下世話」な朝のTV番組で、日本の某ビーチバンド?のボーカルと比較していた。呆れて直ぐにチャンネルを変えたのは言うまでもない。そのビーチバンドのボーカルの場合は逆だろ?「日本語を英語っぽく」唄っているだけだろ?

こんな私は当時、デリコの歌詞を分析してみたことがある。かなり面白い特徴を発見したのを覚えているが、もう忘れた。今更どうでも良い。約10年が経過してもこのアルバムは魅力的です。

当時は次のアルバムを聴いた後は聴かなくなった。何故か?それは「飽きた」から。でも今聞くとそうでもない。恐らくデビューアルバムが余りにも斬新過ぎて、以後のアルバムに期待し過ぎていたと思う。

デリコは好きなバンドでライブを観に行けていない数少ないバンドの一つ。デビュー間もない頃、アメリカのライブハウスツアーを廻るドキュメントTV番組を見たが、ライブも十分かっこ良いバンドだと思う。

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