2010年6月14日月曜日

Bob Dylan's Greatest Hits

これが記念?すべき、Bob Dylanチロルチョコ保存計画ブツの第一号です。

ですが、出来栄えには不満。その理由
  • 粘土チロルが微調整し過ぎで小さくなった
  • 包装紙(ジャケット)の包み方が難しくて皺が多くついた
これ以後の再現ブツは上々の出来なので、これは初回の犠牲者となってしまった。

さて、本題です。
私の Bob Dylan のスタートのアルバムがこれなのです。ありがちですが、所謂ベスト盤です。Dylanの最初のベスト盤だと思います。

オリジナル盤発売日:1967/3/27

聴いたのは大学入学前が直後ぐらい。自宅に、レコードからダビングしたカセットテープが放置されていて、そこから拾った中に発見した。一番目の兄貴のものだったのか、二番目だったのかは忘れた。しかし、Dylanは二番目の兄貴が聴き始めたのは確実。

その兄が高校の頃、密かに入った兄の部屋には The Beatles のポスターがカッコ良く貼られていたが、その一角に Dylan の大きなポスターがあった。このアルバムジャケットのような横顔のイラストで、髪の色が虹色に塗り分けされている、あの有名なポスター。

最初に聴いたときは、訳が分からなかった。カッコ悪い歌、そして歌い方だと思った。一曲目の Rainy Day Women #12 & 35 なんてそのイントロ聴く度に嫌な気分になった。不思議なのは、我慢して聴いた訳もなく、いつの間にかその声と歌い方が好きになっていた。それに併せて楽曲の魅力が自分の中に場所に沁みわたってくることになる...。

9曲目の Positively 4th Street が最初に好きになった曲。理由は一番歌いやすかったから。ミドルテンポで明るいのも良かった。何と言っても歌詞が良い。

You've gotta lotta nerve to say you are my friend
When I was down you just stood there grinnin'
You've gotta lotta nerve to say you have a helping hand to lend
You just want to be on the side that's winnin'

僕の友達て言うなんて図々しいね
僕が落ち込んでいるときに 君はニタニタ笑っていただけ
手を貸してあげようなんて図々しいね
君は勝ち目のある方にいたいだけなんだろう

friendlend、そして grinnin' winnin' のように、全行が韻を踏んでいる。当時は対訳を読んでフムフムと喜んでいただけなので、現在のように直ぐに押韻に気づかないが、やはりリズムに乗れている歌詞は良いと感じたのだろう。歌詞は当時の理解よりは、もっと深く解釈していると思う。

Positively 4th StreetDylanの洗礼を受けると後は転げ落ちるように Mr. Tambourine Man や I Want You そして最後の Just Like A Woman にのめり込んだ。I Want You の歌詞は未だに謎だが、楽曲への印象は当時も今も変わることがない。変わったのは、自分でギターを持って弾き語れるようになったぐらいか.... ^^;



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