2010年7月25日日曜日

The Godfather I, II, III

木曜日の夜、何気に第一作を観出したら止まらなくなった。結局、三夜連続で全シリーズを観た。1、2作目は大学生の頃に数回観て以来、3作目は1990年公開の劇場で観て以来の二回目。

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今までと見方が違うのは、日本語字幕ではなく英語字幕を使ったこと。近頃こうやって観てる。理由は、衰退しつつある「英語脳みそ」に渇を入れるため。マフィアの名前がイタリア語?なので多少混乱するところはあるが、ストーリーや会話の「ミソ」は堪能できた。何といってもや役者の凄い演技のおかげで、より深く映画自体を味わえた。

1,2作目の凄さは改めて書くことはない。これからも何度も観ることでしょう。

3作目。公開当時に観た感想は、当時の批評と同じように芳しくなかった。待ちに待った公開なだけに、期待感が大き過ぎたのかもしれない。こうやって年月が過ぎて、且つ三部作を続けて観ると感じ方は違った。当時の僕ではドンコルレオーネの苦悩は今以上には理解できなかったし、コッポラの美学も理解できなかった。

3作目は1、2作と同じ視点で観るべきではないのかもしれない。「このシリーズを終わらせる映画」として観るのが良いかもしれない。一大抒情詩の完結なのである。

そして、明らかに、Al Pacino のドンコルレオーネは1 、2作のそれとは違う。その違いを生み出した監督コッポラ、そしてAl Pacino の偉大さには言葉がない。

三夜ともに観終わった深夜、気分はドンコルレオーネ(Marlon Brand, Al Pacino, Robert De Niro)。

I'll make him an offer he can't refuse.
奴が決して断れない申し出をするまでだ。

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