夏のスイッチ、入りました

もうビックリの景色だった、言うなればマイナスイオン祭り　一昨日までの溜まっていた雨が一気に、という感じ。ここは唐津市相知（おうち）町の「見帰りの滝」です。ここは本日ツーリングの終盤地点。

今年は梅雨らしい梅雨で、梅雨明けまでダラダラとはっきりしない天気が続くと思っていたが、全く違った。あたかもスイッチがオンになるかの如く、一昨日の土曜日から梅雨が終わって、夏になってしまった。本日のツーリングも、林道＆滝、浜辺＆サザエ焼きと夏そのものになってしまった。梅雨はもうずっと昔の出来事のようです。

それではツーリングの詳細。

前日夜、Buell に乗った後に「明日、佐賀にホットドック食いに行こう」で決まった本日の目的地、出発は朝７時半、快晴。一般道で佐賀方面へ向かう。

贅沢な農道と、無数のムツゴロウの屍の上を走る異様に長い堤防道路を経由して、ヒロシの誘導で林道に入る。「さざんかロード」という名前だったと思う、ムチャクチャ面白い道で一気に鹿島まで到着。ここまで１時間弱だったが、すでにお腹一杯の満足感。

最初の休憩、朝ごはん抜きだったので、カレーパンでごまかして三瀬方面へ。

と、昼飯のハム屋さんへ着くまで天山スキー場近辺の林道を二周する。面白かったのだが、実のところヒロシよりは楽しめなかったようだ。途中途中の道路に流れる水や、工事のダンプの砂利が気になって仕方なかった。まだまだテクニック、経験不足...。

ここは見帰りの滝の駐車場。

ローストサンドを食べた後に、スムーズにここに到着すれば話は簡単で、色々と楽に過ごせたはずが... 酷道でした、国道ではなくて、「酷な道」でしたよヒロシさん...　ジャブジャブと流れる水をこのバイクで通るとは...

多くは語らずに、その件は省略。

まぁ、「酷道」であっても、もう少し楽に乗れるテクニックが必要と痛感した。

滝では靴下を脱いで水浴び...、したのはヒロシと私だけ... 多くの観光客は大人らしく眺めるのみ...。しかも立ち入り禁止のようで... いやぁ～、ムチャクチャ気持ちよかったっス。一気に疲れが吹き飛んだ、本当に。

ということで、滝の後に向かったのは波戸岬、二年振りだ。前回ヒロシは（ブログの記録によれば）、恐らくオフロードタイヤのXLR、私はCRMだった。今回は二人ともバイクが違う、Buell と DUCATI 、僕らはやはり、少々変かもしれない...。次に来るときは、どんなバイクだろうか...。

ソフトクリームを食べると言ってたような気もするが、イカ焼きの匂いに誘われて二人ふらふらとサザエ小屋に吸い込まれる...。

充実した食後、そのサザエ小屋にあった割引券を使って、水深７メートルの世界を眺めに行くことにした。

説明しにくいのだが... 要するこの海岸のちょっとした沖合いにあるこの筒に入って、中から海の中を観察しようというもの。

最初は全く期待してなかった。水が濁ってほとんど判別不能の状態かとも想像した。

しかし、実際は違った、かなり面白かった。

これが中の様子。この写真よりは断然明るい、エアコンも効いてて快適。

最初に目に入ったのは我が友　ミドリフグの親戚？であろうフグたち。結構大きい。が、意外と細長くて、活発な動きではない。ちょっと不気味でもある...。

しかし何匹も行き交うフグやその他の魚たちを観察するのは楽しい。

おそらくクロダイと思われる奴は、かなり大きい。顔が何処となく、人間の顔に似てる。しかも、どっかで会ったことのあるような顔...。誰だっけお前...？

魚は全部で１０種類以上はいるだろうか、鮮明な青色の魚を除いては、恐らくみんな食したことのある奴ばかり。普通の人は食べない奴も、我が実家では煮付けたり、刺身になったり、味噌汁の具になったりしていたから...。釣りする親父のおかげで「Catch and Eat」のEat部分を担当させて頂いた、というか未だに頂いています...。

こんな施設は実家の傍の海に限らず、多くの海岸で設置すれば良いのに、と思った。意味不明のオブジェを作ってみたり、コンクリートで川原を固めるよりは数倍未来のためになると思う。

夕方５時、波戸岬でヒロシと期せずして別れることになった。お互い待ったり、道を間違ったりで、一度も会わずにそれぞれ帰宅した。私は、波佐見方面へ何か、その後に有田方面へ向かって、三河内インターで高速に入って三時間ぐらいで帰宅。

自宅近くの高速出口の直前の長いトンネルを出た直後に、一気に涼しくなった。市内はどうやら雨が降った模様。これも夏らしい...。

次は何処行こうか。