2010年8月28日土曜日

やってしまいました、これが僕のクルマ

ついにというか、この僕がというか... クルマを買い換えてしまった。今のクルマになって日は浅い...。

思い立ったのひと月前にとある研修に参加するために、社用車で遠距離走行したとき。そのクルマはマニュアル車、軽自動車なのでパワーは全く無いが、何故か運転が楽しい。自分のクルマでは味わえない感覚。

更にその頃、自分のオートマ車で長い急な坂道を下りながら、「怖いな、このクルマ」と思ってしまったこと。厳密には恐怖心とは違うが、バイクの感覚が染み付いてしまったのか、ブレーキだけで減速、停止するという行為に疑問を持ったのは確か。厳密には、物理的な疑問は存在するはずはないので、それは完全に僕の感覚的なもの。

そして、その研修所にたどり着き、前泊で寝るだけの退屈なとき、この思いをぶちまけた先がヒロシ。今回のクルマ選択もカスタマイズも彼の助言を採用させて頂いた、むしろ言いなり?というか、前回の購入時から彼のアドバイスは変わっていない。さすがです、ヒロシ。

カスタマイズで一番目立つのはフロントマスク。元の車種が直ぐには分からないようにしよう、という狙い。これは僕の好み。ヒロシは「そのままでも良いんじゃない?」という意見。更に「エリックの爪」よりもフォグライトの方が好みのようだった?

本日納車まで、結局のところどういう雰囲気になるのか、想像できなかった。ビミョウに不安だったのも確か。しかし、今日出来上がりを見た瞬間、「ふぉ~、やったぁ~、なるほどねぇ」と心の中で叫んだ。「おぉ、元の車種が分からん...」と店長につぶやくと、元の車種を乗られている店長も同意してくれた。

クルマの足回りについては完全に無知なので、ヒロシさんにお任せした。


ホイールはとにかく軽いのを

というでチョイスしたのは SSR Type-F 。色の選択に迷ったが、廃盤になったブロンズが何故か一組見つかったのをきっかけにブロンズにした。

おぉ、走ったるでぇ」という雰囲気満載です。

そしてカスタマイズのクライマックス?はツライチ。こんな言葉なんて全然知らなかった。今までの僕から発せられる単語とは、今でも信じられない...。「面一」と書くらしい。元々は建築用語のようです。

この作業は、当初後でやろうと思っていたのが、ディーラーさんが「やりますよ」ということでやってもらった。スペーサー入れたりするらしい(あはは、無知です僕 ^^)。

工場長らしいお兄さんが「いやぁ~、新車に(ツライチ)するのはさすがに緊張しましたね。でもクルマはカッコ良くなきゃね」と、普段はイカツイ雰囲気のお兄さんが、少年ような笑顔で話してくれたのには思わずホロリとして、「ありがとうございます」と満面の笑みで返したもんね ^^;

車高も数センチ下げてくれて、とにかくカッコ良くして頂いたようです。

さて、走りの方です。乗り始めはマニュアル操作の楽しさだけに気をとられていて、足回りの軽さはピンとこなかった。1,2時間乗って、加速、減速、車線変更などをやっていると徐々に分かってきたような...。少なくとも、加速感とハンドル切り返しの楽しさは、今まで所有した三台の中ではダントツに面白い。多少排気量が大きいマニュアルのシビックよりも数段面白い。この感覚が足回りの軽さから来ているのかもしれない。

別にカミングアウトする必要もないのだが... ついこういう失敗事は書きたいクセがあるようです。

フロントマスクと車体を下げたおかげで、ロントを擦る危険がかなり高いのは十分に分かっていて、注意していたにも関わらず、帰宅までの間で既に二回も擦ってしまった。記念すべき最初は、ガソリンスタンドから出るときの段差。それほど急な段差じゃないと油断したようです。次は、帰宅して自宅の駐車場で。クルマの向きを変えるため切り替えしたときに、別の駐車スペースの車止めに擦る...。

まぁ、擦っても底の方なので見えはしないので気にしてません。これかからも擦ることでしょう。

実は、今回乗り換えた最大の理由は、前の車ではシビックの13年間のように長く乗るクルマではない、と感じてしまったから。そう思ってしまった原因はもう言わないが、このクルマはシビックの記録を超えるぐらいに乗り続けたい。短期間で手放した前のクルマには申し訳ないが、程度がまだまだ良い今の状態で手放して、他の好きな人のところに行く方が良いと思っている。

時代のトレンドとは逆行しているクルマ選びなのは知ってる。前のクルマを下取って、このクルマにするのを「アタマガイカレテル」と言われても受け入れます。

ほぼ毎日使うものには拘りたいのです。愛着を持てるものが良いのです。

今回のクルマ乗り換えもカスタマイズも、結局のところバイクに乗っている影響が大なのは言わずもがな...。

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