The Blues Brothers 2000 (1998 US Movie)

監督：ジョン・ランディス

第一作目を観たなら勿論観ますよ、これ。

公開当時住んでいた東京のアパートの隣駅「新百合ヶ丘」にあるワーナーマイカルシネマ（だったと思う）で観た。平日の昼間だったと思う。期待通りに劇場はガラガラだった。

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あまりにも有名な一作目続編というハンデ、更には相方のジョン・ベルーシはこの世にいない...。前作から１８年も待たされたというより、誰もが続編は想像してなかったのかもしれない。

賛否はあるかもしれないが、僕は本作品は好きです。前作よりもっと音楽を楽しめる作品。ブールスミュージックが、音楽が好きで良かったと思う。

本作品でとある逸話を思い出した。

しばしば対比されるブルースとゴスペル。とあるTV番組で現地のゴスペル愛好者にブルースのことを尋ねると「悪魔の音楽」と忌み嫌っていたが、反面ブルース愛好者はゴスペルの良いところを話す。多少の誇張はあるが、ブルースの特徴的な一面を表すエピソードだと思う。

あらゆるジャンルの音楽を飲み込むブルースミュージック、そんな一面は本作品でも堪能できる。好きなのは教会のシーンとエリカ・バドゥも唄うカリビア調の曲。どちらも一般的なブルースとは外れてるが、「ソウルミュージック」といえば共通するところはある。

第一作目から３０年、本作品からも１２年が経過している。そろろ続編を作ってくれないかと願う。これまで出演したミュージシャンは勿論だが、本作品のように新たなミュージシャンを紹介して欲しいものだ。Erykah Badu　（エリカ・バドゥ）なんて映画を観て直ぐに気に入った。

でも、そんなありきたりのシリーズ化なんて Blues Brothers 的ではないのかもしれない。

Steve "The Colonel" Cropper（スティーブ・クッパー）のギター、Donald "Duck" Dunn（ドナルド・ダック・ダン）のベースはやっぱり良い。そういや　Booker T.& the M.G.'s てちゃんと聞いてなかったな。清志郎も大好きだったBooker T.& the M.G.'s です。