2011年1月28日金曜日

Star Wars IV, V, VI

1977年アメリカ映画 George Lucas(ジョージ・ルーカス)監督
洋題 Star Wars Episode IV: A New Hope
邦題 スターウォーズ エピソード4/新たなる希望

「何故に今頃 Star Wars?」

二つほど理由はある。一つは黒澤明ファンのGeorge Lucasが、黒澤映画から影響を受けたというシーンを探すため。結果は「分からなかった」。後日 Wikipedia 先生によれば「隠し砦の三悪人」とのこと。「あぁ...!!」 と納得納得。

この映画に続く二作は劇場で見たのだが、第一作目の本作は見ていない。TV放送で断片には観ていたが、最初からちゃんと見たのは今回が初めて。Wikipedia先生によれば、意外にも低予算映画としてスタートしたそうな。確かに当時は「エピソード4」や「新たなる希望」などというサブタイトルは無かった。二作目から「帝国の逆襲」などと付いたように思う。

いずれにしても輝けるシリーズの第一作、素晴らし映画です。

1980年アメリカ映画 アービン・カーシュナー監督
洋題 Star Wars Episode V: The Empire Strikes Back
邦題 スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

スターウォーズといえば夏のコカコーラの抽選、スターウォーズの王冠(ビンの蓋)やグッズを思い出す、ということはいつの日にか無くなった。グッズは当時の僕らには夢の商品だった、それを持っていたら誰でもヒーローだった。大人になった今のフェラーリに相当するほどのブツだったように記憶している。

この頃は既に映画マニアになっていた私。劇場に行く前、行った後でもスターウォーズ関連雑誌を集め熟読した。そのせいか、思い入れが強い本作である。シリーズの中でベスト1として挙げたい。前半の雪山のシーンは今でもワクワクさせられた。二足歩行の獣に兵士がまたがって動き回ったり、これまた二足歩行の巨大ロボットの攻撃など。今ではもっと滑らかに動くCGになるのだろうが、これはこれで凄く好きだ。

本作以降から、ジョージルーカスは監督ではなく、制作総指揮者となる。

1983年アメリカ映画 リチャード・マーカンド監督
洋題 Star Wars Episode VI: Return of The Jedi
邦題 スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

劇場公開当時の邦題は「ジェダイの復讐」、この副題に変わっていたのは知らなかった。2004年DVD-BOX発売を期に変更されたようだた、そんなことをする意味が不明、しかも20年後に...。

前作が大好きだったので、期待いっぱいに劇場に行った。ところが...。生まれて初めて劇場公開を観て失望感を味わった映画が本作品だと思う。当時ガキの私でさえ

このCGはちゃちぃぞ~、前作の雪山シーンの方が断然リアルじゃないかよ~

というのが当時の私の気持ち。一番嫌いなシーンが森林の「空中バイク?」のシーン。あまりのチャチさに、「こんなんスターウォーズじゃない!」と怒りそうになったのを覚えている。そのため、この映画を観てから、スターウォーズへの興味は全く消え去った。

そんな嫌な思い出の映画を何十年振りかに観た。当時の怒りはもう無いが、やはり1,2作目と比較して良いとは思えない。ストーリー展開も魅力的とは思えない、ハッキリ言って駄目かもしれない...。とはいえ、本作が無ければこれら三作は終わらないので、大切な一本とは思っている。あれ、これってゴッドファーザーの状況と似てないか?

実は、これ以降に続く、いわゆる最近?の三部作は観ていない。過剰と思っているCGの場面をCM等で見かけた程度。観ていないのは、このエピソード6が理由でもあるかもしれないし、ダラダラと続くシリーズものには興味がないからもしれない。

とはいえ、以降の三部作も近日中に観る予定。それが今頃スターウォーズも見直した、もう一つの理由だから。

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