2015年10月19日月曜日

MotoGP2015#16 Philip Island: A New Level, Holly S**t!!(10年に一度のレース)

レース終了直後の解説者の噛みしめるような

Truly great..., MotoGP races of the last decade. What a race!

が全てを言い表している。

「10年に一度のレース」なのだ。私は10年も MotoGP を見ていないが、私が見た中では確実に「一番のレース」だった。
これはレース後、3位入賞の IannoneDucati GP15 です。レース全体とは関係はないが、これも印象的だった。なんでこうなったかは後述する。

昨日の午後2時11分、「モトGP見てる!今最高のバトル 生放送」と「ひょうたん」からCメールが来た。仕事中で「フィリップアイランドやね。明日観る予定、結果言っちゃダメよ!今季は最高にオモロイ!」と返信した。

その深夜、観てしまった(おかげで今朝は朝寝坊...)。そして今夜二回目を観た。


Holly s**t!! What a race!!!

レース結果はご覧の通り。

レース内容は見ていなければ知る由もないでしょうが、見た方が良いっスよ、絶対に!

レース後に解説者がツイッターの投稿を紹介した。左は、Marc Webber というオーストラリアの元F1レーサーのツイート。"Holly s**t" てマジで叫びたくなる場面の連続だった。

このツイート記事で映画 "Danny Collins" "Holly sh**t" 場面を思い出して、「マジで Holly s**t!! なレース」と改めて思った。

放送ではバイク好きな俳優の Ewan McGregor のツイート文の紹介もあった。彼も "Holly s***! What a race!!" とつぶやいとります(笑)

今後私も "Holly s**t!!" は多用しそうです。ここ日本では「心の中で」ですが... (^^)v


新たなレベルへ

A new level」と題された MotoGPサイトの記事がレースの模様をビビッドに伝えている。

The Australian GP was a magical race, one that will go down in the history books as a highlight of the modern era and a turning point.

MotoGP の歴史上 "a turning point" と記される」とのこと。本記事タイトル "a new level" もそうだが、このレースは「何かが違うレース」という感じだった。本レースを「MotoGP のバイク、ライダーの次のレベルの始まり」と評しても大袈裟ではない、そんなレースだったのだ。

Friendships and nationalism were thrown out the window as Jorge Lorenzo, Marc Marquez, Andrea Iannone and Valentino Rossi produced perhaps the best race of the last decade. 
友情もナショナリズムもかなぐり捨てた4人の(スペイン、スペイン、イタリア、イタリア)ライダーが産み出した過去10年で最高のレース。

次の文は、本レースを凄く良く表現している。原文を壊したくないので、一文だけ意訳した。
The action started as the lights went out and lasted till the flags came out, each lap filled with overtakes and moments of drama. From wildlife to drags to the finish line, Phillip Island had it all. Phillip Island also proved that the 2015 MotoGP™ title is far from settled. Both Marquez and Iannone proved neither should be ruled out or under estimated. 
どのラップも追い抜きやドラマチックな展開でいっぱいだった。

この後の文も秀逸だが、是非ともレースをご覧になった頂きたい。MotoGPというか、モータースポーツの印象が変わるかもしれません。


ストレートが速い速い Ducati Andrea Iannone

RossiLorenzeo チャンピオンシップ争いに割って入った MarquezIannone がこのレースの主役だろう。

最終ラップの Marquez の走りは驚異的だった、他のライダーとは違う次元のライディング能力。前レースで Pedrosa が50回目のMotoGP勝利を達成したが、Marquez は今回で50回目、異様に速いペースだ。

やはりダークホース的に活躍してレースをかき乱したのは Iannone だろう。今季の Ducati は例年よりは好調だが、シーズン序盤の好調から一転して最近はイマイチ。特にレース序盤は良いが、中盤まで持たない感じだった。

今回もスタートからトップを走った Iannone だが徐々に後退、「いつものパターンかな」と思ったが、今レースは違った。解説者が "Look at the power of Ducati!!" と叫んだように、長いストレートでの Ianone の追い上げが目に見えて顕著なのだ。「ぐぃーんっ!」て感じで前方を走る YamahaLorenzoRossi を抜き去るシーンは単純に楽しかった。

Iannone's sensational double overtake!」の動画、IannoneMarquezRossi を同時に抜くシーン。3ラップを残すこの場面で「マジで!?」と思ったシーンだ。"Ducati horse power" がなせる技だろう。実は、Iannone が 一気に RossiMarquez をかわすシーンはもう一つあった、ただ、その後のコーナー手前でかわされるのだが...。それでも、Yamaha, HondaDucati がぶち抜くシーンは痛快(笑)

もう一発、レース序盤で「マジかよ?!」と Iannone の走り?で思ったことがあった。


私の場合は「ハト激突」

レース序盤、トップを走る DucatiIannone に不運?が...(カモメの方こそが不運だったカモ?^^;)。
写真中央の「白い物体」はカモメです。ライダーが接近する前は、のんびりコース中央に鎮座していた、レース中は人間なら絶対近づかない地点にいたのだ。

当然、ライダーが接近すると音に反応して飛び立とうとしたが Iannone に衝突!!
衝突なのですが、Iannone「頭突き」をかましました。解説者も驚き "Wow, can anything else happen in this World Championship? Iannone is hit by the seagull..." と。レース後に放送された「頭突き」直後の映像では、IannoneDucati カウルの破片が後方に飛び散っていた。

レース中の映像では「え?何したの?」と一瞬目を疑ったが、後で何度見ても「頭突き」してます

その後、このアクシデントでラインを崩した Iannone はトップを譲ることになった。

とはいえ理解に苦しむのは、なぜこのようにフロントカウルが損傷したか?

  • 仮説1:「頭突き」される前にカモメがカウルに激突した。
  • 仮説2:「頭突き」してカモメがカウルに激突した。
  • 仮説3:仮説1&2の両方。

いずれにせよ、この出来事に共感する体験をした私は「うんうん、分かる分かる、でも頭突きはしないけどね...」と。

2010年11月の早朝、私は Ducati 999s で林道を滑走していた。後続車も対向車も全くない「高速農道」だった。長い直線を滑走してる途中、左手の藪から「バサバサッ」と複数羽の鳥が羽ばたく音がした、と同時に激突。

何があったのか一瞬戸惑ったが、左グリップ付近にぶら下がるハトの屍を見て、事の次第を察した。つまり、鳥の反応よりも断然速い速度で走った訳ですが、MotoGPマシンなら尚更、カモメはひとたまりもない。Sorry, カモメちゃん。

これも Philip Island ならではのアクシデントという感じだ。このサーキットは、景色の効果もあってか、一番好きなサーキットかもしれない。多彩なカメラアングルも今回は、いつもにも増して良かった。レース展開が「映像の出来を向上させた」のかもしれない。

とにもかくに、私が見た中で最高のレースとなった。このレースは完全に保存版です、ご興味があればお貸ししますよ (^^)v

今季、残すは2レースのみ。RossiLorenzo の差は11ポイント、今回のレース結果がチャンピオンシップに及ぼす影響もあるかもしれないが、そんなことは今は誰も分からない。その時のレースを楽しむだけ。

PS
レース直後の表彰台までの放送の背後で「ギャーギャーギャー」と叫ぶ「seagull カモメ」の声が聞こえる... ^^;

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