2016年1月7日木曜日

The Man in the High Castle (2015 TV Series)

同名の原作小説の映像化、原作の翻訳版は「高い城の男」(「火星の人」同様に素直な邦題で共感が持てる、そもそも旧約聖書からの引用なので、余計な変更をする方がオカシイ

ストーリーの簡単な説明は

第二次世界大戦が枢軸国の勝利に終わり、大日本帝国とナチス・ドイツによって分割占領されている旧アメリカ合衆国領を舞台にした人間群像劇。

以下のように、「枢軸国」に支配された米国地図を眺めると、ちょっと怖い気もするが、「フムフム、そんなストーリーなのね」とバックグラウンドは容易に想像できる。
ところが、シーズン1の全10話の4話まで観て、それ以降を観るかどうかは微妙になっている。面白いのだが、期待以上ではなかったから。

描かれる日本人や日本文化も、突っ込みたくなる点は多少あるが、ナカナカ見ていて楽しい。日本のメディアでは描かない(描けない?)日本の皇族など、興味深い。そもそも大本のテーマ「大日本帝国とナチス・ドイツが勝っていたら」からして、日本ではタブー感満載。米国の視点だからこそ描けるのかもしれない。

期待以上ではない理由は、明らかに Mad Max: Fury Road にある。その4話でやめた直後、Mad Max をまた観直したほどだ。

"The Man in the High Castle" もフィクションの世界、おまけに「第二次大戦後のフィクション」であれば、描写のリアルさは未来SFものより要求される。「本物の過去」と容易に比較できるからだ。

結論から言えば「Mad Max と比較してリアルさに劣る」と、厳しい評価になってしまったのだ。Mad Max を観ていなかったら、もっと評価は高かったと思う。"Mad Max: Fury Road" は、完全に私の映像作品の見方を変えてしまった

人間群像劇モノは好きなので、原作はもっと面白いのかもしれない。原作を読んでから、再度ドラマを観れば印象も変わるかな?

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)
高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)
フィリップ・K・ディック

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