とかく「人類の歴史」だけを考えがちだが、Big History で地球を捉えると、ヒトが誕生してからの期間の短さに驚く。そして無意識に、恐竜に限らず多くの種が辿った「絶滅」を、ヒトにも当てはめてしまう。でも、そんなことをしても良い気分にはならない(泣)。
次は、Louise Leakey へのインタビュー "Where Did Human Beings Originate?" から。
RAZ: In a sense, what you do by looking into the past is almost like a window into the future.
LEAKEY: Well, that's absolutely right. I think when you work on fossils and you realize that a species is there and it's abundant for quite a long period of time and then at some point it's no longer there - and so when you look at that bigger picture, yes, you realize that either you change and adapt, or as a species, you go extinct.
ヒトの起源がアフリカから始まったことを発見したのは、彼女の祖父。考古学は過去を調べる学問だが、それは like a window into the future ということ。
chickenosaurus「チキノザウルス」とは、鶏を品種改良して「ペットの恐竜」を目指したもの。そんなプレゼン "Why Do We Continue To Care About Dinosaurs?" を聞きながら、何故か気分が悪くなった。「感情論」と誤解されそうなので、この試みへの私の反論については割愛する。
遺伝学者 Spencer Wells による、アフリカから始まったヒトが、なぜ世界中に拡散したのかのプレゼン "Why Did Humans Migrate Out Of Africa?" は、「人類は一つ」ということを改めて実感する。
Big History の視点から、ヒトも絶滅する運命なら、人類同士の紛争なんて馬鹿げている。とはいえ、それも人類の「性(サガ)」と思えば納得してまう。悲しいけどね...。「核戦争で人類滅亡」とかいうけど、今回のプレゼンを聞く限りでは、別の要因で「絶滅」するのかもしれない。
行きすぎた思想 = 超狭い思想
こんな風に、地球の歴史、人類の誕生と繁栄が、科学者の貢献と技術の発展で明らかになっている。覆された過去の学説も少なくないだろう。
そんな中、「神の存在」や「宗教」への意識はどう変化しているのだろうか。「神の存在を明確に否定」という動きはあるだろうし、実際「宗教離れ」という海外のニュースを読む機会も多くなった。
逆説的なのだが、逆に「行きすぎた思想」が目立つのも現代のような気がする。煽られた恐怖や不安のあまり、「ある思想に逃げる」というのは珍しいことではない。
何らかの「終末論」のもと「救い」という思想を掲げれば、不安を煽られた人々を惹きつける
という構図だ。
「進化論」などの科学を信じない思想を、単に否定することはできないが、不自然さは払拭できない。今更「天動説」を主張しても誤りしか生まれない。そう主張する人に対峙したとしたら、「へぇ〜」とか言って議論を避けるしかない。議論の先には、感情論しかないと思うから(笑)
物事を断定するような思想は、「狭い思想」としか思えない。何を信じようと「ヒトの勝手」としたうえで、そう思う。


0 件のコメント:
コメントを投稿