そんなテーマの "Act One. Tattoos and Memories and Dead Skin on Trial", "Act Two. This Is Just As Hard for Me as It Is for You" も素晴らしかったが、なんといっても Prologue の「親子裁判」が最も印象的。
この 女の子、Elna Baker の妹 Julia 、頭の白いのはバンドエイド。姉 Elna に箒で殴られた流血後。
この写真をみた瞬間は「虐待もののエピソード」と思って嫌な気がしたが、記事を読むと違った。ある意味とても可笑しくて愛おしい、そして何かを学んだように思った。
末尾にこの「裁判」模様の動画を付けた。やっぱり、やましいことがあると目を見て喋ろうとしないんだ(笑)
これは、 およそ 20 年前の出来事。5 人兄弟全員を、両親がベッドルームに集めてこの事件の「裁判」をした話題。
Gary Baker Do you believe she did it on purpose?
Julia She did it on purpose.
Child Elna I didn't.
Gary は父、妹 Julia の主張に反して、姉 Elna は「わざと箒をぶつけたのじゃない」と主張。母親の出した「助け舟」で、この「裁判」は思わぬ結末へ...。もし「わざとやった」となっていたら...。
Elna Baker I thought about it way more than if I'd just been spanked. I carried the guilt of this for most of my childhood. Like in church, when they would talk about lying or sin, this is the thing I would hold onto and relive, because it was the worst thing I'd ever done.
これは現在の Elna の思い。
「怒り方」は難しいものだ。相手が子どもの場合は、特に難しい。将来の「傷」になることもある。私はこの母親のように機転を効かせることができるだろうか?
ただ、今回気づいたのは、子ども相手であれ「真摯な話し合い」は必要ということ。「真摯」とは、過度に「子ども扱いしない」という意味。これも難しくて辛抱強くやらなければならない。時間もかかるが、長い将来のことを考えれば、これが最良の方法なのだ。
そういう意味では、利害が複雑にからむ大人同士の話し合いの方が、やっぱりややこしい。
とはいえ、やっぱり兄弟が多いのって良いね。
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