2022年2月25日金曜日

2022 熱海:富士山のために

走行ルート からの続き。
前回見た地点より、富士山がよく見える。ここは前回より名古屋寄りの地点。

行きのルートは前回と同じで、「有料道路使わないルール」で走行。しかし、R1 へ入る前の R23 の道の記憶がないことに驚いた。記憶ではもっと走りやすかったはず...。記憶がないのは、「R1 での富士山の見え方」の記憶が強烈すぎて悪い思い出が消えた、のかもしれない。多分だけど...。

このルート「富士山見るため」のものでしかない。もっと良く見える別ルートもあるのかな?

終始天気は上々で、暖かいぐらいの陽気。のんびり走ったわけではないが、夕方に近い時間に宿に到着。宿主も「今日は暖かいぐらいだったねぇ」と迎えてくれた。

前回と同じような写真を撮ってみたが、見比べると今回の方が暗い...。
熱海、お前もなのか?

去年の熱海はパンデミックの影響はほとんど感じられなかった。出会った熱海の人からも「気にしてない」という反応ばかりだった。

しかし、今回は違った。

宿の近くや、少し先の方を物色しても、8時以降の酒類の提供はしてなく、閉店時間も早い。さらに8時前に入ろうとしても、断られるケースが2件連続で続く。こうなると、営業縮小してる貼り紙のある店に行く気が失せた。

断られた理由らしきことは、後に記すオカマバーの店員の話から聞いた。おそらく、ほぼ正しい理由だろうが、ここには書かないことにした。

宿から5分ほど歩いたお店に入った。規制の張り紙がなく、快く迎えられた。居酒屋というより、オバさんが一人でやりくりする「小料理屋」という感じ。

ビールと枝豆:
近頃、自宅で頻繁に作ってるのポテトサラダ。「プロの味」が気になって注文:
ポテト「ゴロゴロ」感のある奴。旨いけど、俺のポテトサラダも悪くないことを実感。

名古屋に引っ越して以来、この系の店に行くと、エイヒレは必ず食べている:
メインとなったのは「エボダイ干物」:
長崎の干物より美味い干物を食べたことがない。このエボダイも旨いのだが、もう一度食べたい味ではない。


再びのオカマバー

去年行った「昭和な店」は閉まっていた。というか、その近辺の店は例の「オカマバー」しか営業していない。そのオカマバーの前を通ると、明かに店のスタッフらしい人と目が合った。「入りますぅ?」と聞かれて、なぜか躊躇せず「あ、じゃ、お願いします」と。

躊躇すると思ってたのは、前回の印象が良くなかったから。とはいえ、結果的に楽しかった。

前回いたスタッフ2名の内、今回もいたのは「ママさん」(「ママさん」とは翌日知った)だけ。他の2名は初めて、つまり3名のオカマさん。

「入りますぅ?」と誘った人と多く話した。彼女(この際「彼女」と表記)は、私の実の兄貴と同じぐらいらしいのは、リアルタイムで聞いていた洋楽の話から。1970年代の音楽の話を、実体験者から聴くのは楽しい。例えば、Queen は男のファンも多かった、クールスのギタリストに「弟子入り」しようとしたが「使いっぱしり」をやらされる予感がしたので止めた、などなど。カステラから始まった「和菓子」の話も盛り上がる。

終盤、3名全員のオカマさんと会話。「日本では LGBTQ 問題を扱っていないに等しいよね?」の私の疑問から始まって、「Q て何だ?」などなど、この業界?ならではの話を伺う。

そして気づいた「君らは、オカマというより普通の女性と思って話す方が楽だ」と。色々な「オカマな人」がいるのかもしれないが、この夜はそう思った。


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