2022年2月6日日曜日

The Little Black Songbook: Tom Waits

去年の大晦日の前日、私の好きな Classic Rock のアルバム名が店名の「音楽バー」(と一応分類しておく)で、明け方近くまで飲んだ。店長に私が Tom Waits 好きなのを伝えると、彼のアルバム Foreign Affairs を流してくれた。大学生の頃から聴いてる Tom Waits なのだが、最も相応しいであろうこんな飲み屋で、Tom Waits を聴いたのは初めてのこと。

当時、CD に付属していた歌詞を読みながら聴いていた。果たしてどこまで理解していたか心許ないが、楽しんで読んだのは間違いない。今はその当時よりはマシになった英語力(と人生経験)で、一層 Tom Waits を楽しめている。

そんな中、何気に「Tom Waits 本」を探していた中で見つけのが本書:
The Little Black Songbook: Tom Waits

Web 検索すれば歌詞は読めるのだが、紙の本として読みたい、そして「ソファに寝転びながら」読みたい時もあるのだ。

なので、本書の魅力の一つは「小ささ」にある、スマートフォンを一回り大きくした程度。ギターコードが掲載されているが、小さいため、本書を見ながら弾き語ること難しい。私の目的は「歌詞を読む」ことなので問題ない。とはいえこのギターコードは嬉しい。「曲調」を想像したり、「予想通りの Jazz なコードだなぁ」とかの思いを巡らせられる。

本書が届いて、真っ先に読んだのが Foreign Affairs 収録の Burma Shave
学生の頃に読んだこの歌詞、それ以来「Burma Shave の意味」は、私の頭の中に深く刻まれることになった、この曲と共に。

大学生の時に数えきれないほど聴いたアルバム Rain Dogs に収録の Blind Love
予想通りのシンプルなコード、瞬時に頭の中で聴こえるのは、Keith Richards のギター音と彼の backing vocal 。

本書はコード表記のおかげもあって、本書に掲載の多くを「半分歌いながら」読んでいる。歌う気は無いのだが「歌ってしまう」という感じだな。好きな歌だから仕方がないのだ、歌ってしまうのは。

The Little Black Songbook は非常に楽しい。次は誰のを買おうか思案中。

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