Licorice Pizza 監督:Paul Thomas Anderson 脚本:Paul Thomas Anderson 公開:2021年12月25日US(2022年7月1日JPN) |
Belfast
Belfast は二度目を観てから感想を書く予定。
そして本作の Licorice Pizza で、候補全10作のうち7作を観たことになる。本日発表ということで、急いで観た感は否めないが「面白いなら二度観る」など、鑑賞の仕方はいつも通り。
さて Licorice Pizza だが、私には「無理」。最後まで観たので、楽しめた要素もあるのだが、全体的には面白さが分からない。誤解を恐れずに書けば、「アメリカ文化をお気楽に描いた」のが本作。ポップカルチャーも含めてアメリカ文化は嫌いではないが、本作は「お気楽さ」の度合いが私には強すぎ。Once Upon a Time in Hollywood と比較して「大人と子供」の差を感じる。
1973年が舞台(Once Upon a Time in Hollywood は1969年)で、インターネットも携帯電話もない時代の「若者の普段」を描くのは「懐古主義」でしかない。当時のなんらかの事件や出来事などを「検証」「再現」しない限りは、単なる「懐古主義」は避けられない気がする。
別の見方や評価があるのかもしれないが、2時間の本編で私が共感することはほとんどなかった。作品賞にノミネートされるのだから、何かしら評価される点はあるのだろうが、私には分からなかった。
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