その曲は Sheryl Crow のライブアルバムに収録されている Strong Enoughで、 Sheryl Crow のバンドとDixie Chicksが共演するというもの。Dixie Chicksらしいアレンジは素晴らしく、特にマーティン・マグワイアのフィドルのパートは当時の私のバンドのキーボードパートとして「パクらせて」頂きました。我がバンドの代表曲の一つになったと思っています。
「"r" の発音て何なの?」 と不信がる人の為に、一応解説してみます... (汗) 日本人にとって英語の発音で苦手な音に "L" と "R" の区別があります。私なりに区別方法を書いてみると
舌先をノドチンコ方向に向けて「あぁ」と発するのが "R"
"L"の場合の舌先は常に前方を向けて発する
というものになってしまいます... ^^;
実は、この"L"と"R"の違いは、広く知られている(?)割には、自然と乗り越えれる壁です。英語にアクティブに触れていれば自然と身に付きます。所詮その程度なのですよ、語学は。万人が身につけられるもの
A Way of Communication
コミュニケーションのいち手段
です。もっと言えば文化です(これが最大の難関だと思うのですが...)。ところで、「英会話」という学問の存在を本気で信じている日本人が多過ぎるように思います。そんな学問はありません(そんな「ビジネス」は存在するようです...)。存在するのは「英語」というものだけです。この辺の事情は、日本人の英語コンプレックスと密接に絡んでいるようで、相当根深いようです。先日も英語好きな二人の大人の方と少々議論になりましたが、理解して頂けなかったようです。「英会話」という学問を信じてらっしゃいました。
閑話休題
(凄い脱線した.. このまま英語の話に飛んで行きそう.... )
とにかく Dixie Chicks のボーカルの "R"の発音が心地よかったのです。それがChicksとの出会いでした。そのボーカル不在の Chicks が活動していることを、先日知ってビックリ。更に Dixie Chicks 自体は活動を停止しているというショックな事実も知った(「今頃かよ!」とファンの方には怒られそう...)。
ここ最近、映画 「Shut Up & Sing」を観てフルライブDVDで彼女らの演奏を堪能して、今まで以上に Dixie Chicksを楽しんでいる最中だったので、活動停止の事実はかなりのショックでした。詳細は分からないが、活動停止の訳がボーカルの Natalie Maines にありそうなのも非常に気になる。
さて、その Natalie Maines 抜きのDixie Chicks である Court Yard Hounds を聴いてみた。エミリー・ロビソンとマーティン・マグワイアの二人である(この二人は姉妹です)。彼女らの演奏センスもコーラスも好きだったので楽しみにしていた。
結果は、Dixie Chicks とはかなり違います、当たり前ですが...。もっと落ち着いたもので、「Sheryl Crowの新作」といっても納得するような雰囲気です。実際、ボーカルのエミリー・ロビソンの歌声が Sheryl Crow を彷彿とさせます。一曲 Jakob Dylan (ジェイコブ・ディラン)がゲストでデュエットしてます。
心地良いサウンドで良いアルバムですが、正直なところ Dixie Chicks で活動して欲しいと思う。そして Dixie Chicks でこんなアルバムを作って欲しい。
シェリルクロウ、大好き。そうして Strong Enough が一番好きな曲。すごい。なんか感動。
返信削除Are you strong enough to be my man?
返信削除と女性に言われたいものです、そして Yes と答えたいものです。