邦題:ドアーズ
本物を観た後だから、この映画の評価も変わるだろうと思ったのだが、駄目だった...。評価できるのは、Jim Morrison 役の Val Kilmer(バル・キルマー)の声と歌が Val Kilmer 本人ということと、映像としてはカッコ良いショットが多いことぐらい。
私が The Doors のファンではなくて、単なる音楽好きなら評価は違うかもしれない。この作品は、大学の頃に劇場で観たのだが、同じバンドのボーカルはこの映画を気に入っていたようでした。彼は、60年代の退廃的な中のロックミュージシャンに惹かれていた様子でした。
監督の The Doors への想いは少なからず入るのは当たり前だが、かなり「ねじれた想い込み」で描写されているようです。Jim Morrisonはもっと「普通の人」だったかもしれませんし、The Doors というバンドは描かれている以上に良いバンドだったと思います。
晩年のウィスキーを手放せない Jim Morrisonの如く、私もこの映画を観るのが辛くてバーボンウィスキーをグイグイ飲みながら観てしまったのであった...。
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