邦題:コーヒー&シガレット
先日から観ている流れ(Permanent Vacation, Stranger Than Paradise)からすれば次は Down By Law と、最初は考えていた。でも何故か観たくなったこの映画。じぃ~んと沁みる映画より、もう少し気楽に洗練された映像を観たいと思って、これをチョイスした。
この映画はそれほど前ではないが一度観ている。しかし、Tom Waits と Iggy Pop の出演と、Cate Blanchett(ケイト・ブランシェット)の一人二役の映像の記憶しかない。
11の短編で97分の映画、一話が10分にも満たない。コーヒーとタバコで、事実かフィクションか分からないような会話 をする様々な二人(たまに三人)を描いているだけ。「だけ」といっても、その映像と会話で面白くしてしまうのが Jim Jarmuschのチカラ(センス)。
出演者の多くが Jim Jarmusch 作品に登場していたり、彼に縁のある俳優(ミュージシャン)たち。中でも前回観た時は気づかなかった White Stripes の二人(Jack & Meg、バンドは先日活動中止したようです)には、「なんだかなぁ」というストーリーながら笑ってしまう。
やはり今回も関心したのは Cate Blanchett の一人二役の映像、というか会話。これが一人の演技だとは、事情を知らなければ分からないと思う。どうやって撮影したのだろう...。
こんな風に会話を楽しむ人間でいたいものです。
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