2015年8月16日日曜日

The Fault In Our Stars (2014 American Movie)

監督:Josh Boone
脚本:Scott Neustadter, Michael H. Weber
原作:The Fault in Our Stars by John Green
公開:June 6, 2014
邦題:きっと、星のせいじゃない。(公開:2015年2月20日)


原作を読み終えたのは先日の12日、とても楽しんで読んだので、映像化された作品を観るのは複雑な心境だったが、期待もしていた。

どんな原作であっても、映像化は簡単ではないと思っている。その原作が、ベストセラーなら尚更難しいものになる。本から描くイメージは人それぞれであり、本が描く詳細な描写を全て映像化するのは不可能だから。

とはいえ、本作は気楽に見始めたら一気に見終えてしまった。比較的速い台詞も概ね聞き取れた。

原作の基本的な展開を保ちながら、原作にはない脚色が施されて上手く映像化に成功していると思う。
映画序盤のこの台詞を聞いた瞬間、本作の脚本は原作の忠実な再現とは異なると了解した。そんな脚色された箇所も、原作を読んだ方なら楽しめると思う。

ところで the Keith Richards of cancer kids を、日本語訳ではどうしたのだろう?

がん患者のKeith Richards みたい
まるでヤク中のがん患者みたい

どれもしっくりこないが、日本人の視聴者にここでの「Keith Richards の意味」が分かるのか大いに疑問なので、Keith Richards の訳は省かれたかもしれない。「Keith Richards」あってこそ生きる台詞なので、省かれてしまうと元も子もない気がするけどね...。

原作で印象深かった場面に一つに、Hazel が自身を「grenade 手榴弾」と表現して「いつか爆発するの」と思い悩むシーンがあった。本作では、ブランコのシーンで登場する。
この grenade のことは、映画では原作とは違った脚色で登場したが、ちゃんと取り入れられたことを喜んだ。そして、これも好きな「ブランコを譲る」シーンは、原作とは違うが盛り込まれている。

出演者は Laura Dern, Willem Dafoe の二人しか知らなかったが、この二人はずっと前から好きな俳優。二人が出演していることは知っていたが、Peter Van Houten が Willem Dafoe とは想像できなかった。

映画を見ながら、Cancer Center の Patrick 役がずっと気になっていたが、思い出した。Orange is The New Black に出ていた Mike Birbiglia だった。

そういえば、Orange is The New Black のシーズン2で、Vee がガン患者の囚人 Miss Rosa に、The Fault In Our Stars の本を差し出す場面があった。このつながりは意図的なものか知らないが、妙に楽しかった。


原作者登場

映画を見終えて、たまたま見つけた YouTube の「Teens React to The Fault In Our Stars」は楽しかった。10代の子供たちの素直な映画への反応が見れる。



先週、原作者 John Green のTEDでの公演(The nerd's guide to learning everything online)を見ていたためか、次の場面ですぐに気づいた。
「John Green が出演している」と。

この場面も、原作の印象的なシーンを脚色したもの。原作同様に良いシーンです。

最後のエンドクレジットでも "Little Girl's Father" として確認できる。
John Green の「Paper Town」も、映画化されて公開された。これも、原作を読んでから映画を見ることだろう。

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