Activity 15-9: Likelihoods
課題15-4&5 事後確率 = 事前確率 × 尤度 で紹介したように
POST is proportional to PRIOR × LIKELIHOOD
事後確率とは、事前確率と尤度の積の割合
この「尤度(ゆうど)」という言葉も分かりにくい。元の likelihood の言葉自体は単純だが、ベイズのルールでの意味は分かりにくいかもしれない。
ここで、再度本テキストの定義を引用する
What is a likelihood? This quantity relates the data that we observe with the models. Specifically, the likelihood for a model is the probability of the observed data assuming that the model is true.
LIKELIHOOD for MODEL = Probability(DATA if MODEL is true)
We compute this probability for each model, obtaining a collection of likelihoods.
モデルの尤度 = 確率(モデルが真の時にデータ出現)
つまり「あるモデルの尤度とは、そのモデルが正しい場合に観測データが出る確率」。各モデル毎にその確率を算出して、尤度の集合を得る。
次の式が全てを言い表しています。
LIKELIHOOD for MODEL = Probability(DATA if MODEL is true)
本課題を、この尤度の定義を意識しながら取り上げる。
コインは正当か?
コインを次のように疑った
- 正当なコイン(裏と表がある)
- 不正なコイン(両面が表、両面が裏)
MODELS = {FAIR, TWO-HEADED, TWO-TAILED}
左の表はそれぞれ
DATA = "COIN FLIP IS HEADS"
DATA = "COIN FLIP IS TAILS"
の「尤度」。
つまり、各モデルのコインの出方が尤度になる。FAIR モデル(一行目)が正しいなら「表」の確率は 1/2, 「裏」の確率は 1/2 。TWO-HEADED モデル(二行目)が正しいなら、「表」の確率は 1, 「裏」の確率は 0, という具合。
男は何人?
課題:部屋に3人いることは分かっているが、性別は分からない。
この場合、男女の組合せは 4 通りある、これが 4 つのモデル(4 つの可能性)となる。この部屋から無作為に 4 人を抽出した尤度は、例えば
LIKELIHOOD = Prob("person chosen is male" if(one men, two women)) = 1/3
「男 1 人、女 2 人」モデルが正しい場合、男が選ばれる確率は 1/3
左は全ての尤度の一覧。上段は「男の確率」、下段は「女の確率」。
ここで、再度「ベイズのルール」の流れを復習する。
無作為に人を抽出する前の情報は次の二つ:
PRIOR:4つのモデル(4つの可能性)の確率は同じ
尤度 :各モデルで男、女の出る確率
尤度は「3 人の男女がいる」という情報から算出する。PRIOR(事前確率)は「可能性」であり同じである必要はないが、ここでは何の情報もないので平等な確率で、全て 1/4 (25%) とした。
無作為抽出の結果から、この PRIOR が更新されて POST(事後確率)になる。この無作為抽出の結果が「観察データ」で、それで事前確率が更新されるのが「ベイズのルール」。
「観測データ」が女性だった場合
女性ではなく、男性だった場合
無作為抽出された結果の違いで、4 つのモデルの可能性が異なっている。
尤度については、まだ少し気になる点はあるが、本テキストで理解が進んだことは間違いない。
課題15-11,12,13,14 診断結果, 不正コイン, 玉の数 に続く。




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