2015年10月29日木曜日

To "The Doctor":バイクを駆るロボット

数学やデータ分析をしていると「人工知能」的なアプローチは避けられないし、避ける気もない。むしろ積極的にその方向に向かってるつもりだ。とはいえ、巷の「***ロボット」には大抵は興味がない。特に「ヒトの顔(のようなもの)」が付いてると「アホか」とさえ思ってしまう。

しかし、この「ロボット」は次元が違う。単純な発想だが、ここまで来ているとは思ってもみなかった。センサー技術の発展の速さを改めて感じた。


ワタシハMOTOBOT

以前「ゲームマニアが F1 を乗る」ような投稿をした、そこでは「F1 機には乗れても MotoGP 機は無理」とも書いた。しかし事実はもっと面白い。フィクションの映画 "Ex Machina" も衝撃だったが、現実はもっと衝撃なもののようだ。

ロボットがスーパースポーツマシンに乗る映像を今日見た。ロボットの名前は MOTOBOT、以下は公式サイトからの引用。

MOTOBOTは、モーターサイクル本体には手を加えず、人側から見た車両操作にフォーカスしたヒト型自律ライディングロボットです。研究テーマは「Beyond Human Capabilities」。一般的にロボットは用途を特化させることで、人を超越する性能を発揮します。その優位性を生かし、サーキットにおけるラップタイムでバレンティーノ・ロッシに挑みます。この挑戦から得られる知見や高度な要素技術を、製品展開や新たな価値創造に応用していきます。

映像を見た方が早いです。



「ロッシに近づけるか」というテーマ設定も面白いが、示されている ROADMAP が凄い。自分の仕事や目標も、こんな風に設定していきたいものだ。
クルマの自動運転なんて興味がない、理由は「そんなに難しい技術じゃない」から。不慮の事故への対応等、相当面倒な課題はあるが、問題は技術的なことじゃないように思っている。そもそもクルマは自分が運転して楽しみたいのでね。

この Yamaha のプロジェクトはクルマの自動運転とは訳が違う。というか、アプローチが違うと思う。ライダーの、しかも超一級のライダーのライディング情報で、ロボットが再現してバイクを駆るのだ。まず、普通の人間には再現不可能なライディング、「ロボットならある程度は再現可能かも?」と、この動画を見ながら思った。

興味深いのは、このプロジェクトの成果がバイク自体のテクノロジーの向上にも役立つものだろうということ。未来は、やっぱり楽しくなりそうだ。


To "The Doctor"

この動画は本当に良く出来ている。

数日前の MotoGP の「事故」以来、Rossi やその周辺のことが気になりチマチマと記事を読んでいる。はっきりって気分が晴れる情報は少ない。特に、Repsol が事件を受けてスポンサーを降りるかも、と脅したとかしてないとか(Repsol threatens to quit MotoGP over "premeditated" Rossi "kick")。

MotoGP は最高峰のスポーツであるがビジネスでもある。ただ、私の MotoGP の楽しみ方に、そんな「ゴシップネタ」はない。

Rossi 自身が思っている以上に、Rossi がオートバイ業界における存在は偉大だ。とはいえ、逆に Rossi 自身は自分が「偉大」とかナントカには、他人が考えるほどには意識していないと思う。レースを楽しむ、勝ちに拘る、の Rossi と思っている。「偉大とか尊敬」なんて周囲が勝手に作り上げるものだ。

結果はどうであれ、今季最終レースが今から待ち遠しい。こんな気分にさせてくれる MotoGP 、メカニック、何と言ってもライダーたちに感謝するしかない。彼らはオートバイの未来を作り上げてる「エキサイティングな開拓者で挑戦者」なのだ。

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