OS:Mac OS X Yosemite 10.10.5
カードリーダー:SCR3310-NTTcom
注意:El Capitan には、ドライバーは対応しているが、今日現在 eTax 側のソフトが未対応。
以下の Apple の情報によれば、根本的に Mac OS X へのスマートカードの接続は「オープソースかサードパーティ提供のドライバーを使いなさい」ということ。
OS X Yosemite: About smart cards
ということで、散々責めた NTT Communications には非はなかったのだが(とはいえ、あたかも「ちゃんとした」ドライバー提供してるような情報は問題だと思う)、それでも一つ残った問題の原因は、この企業にあった。
それは、NTT Communications のドライバーインストーラーが Mac OS X の以下のファイルを削除してしまったこと。
/usr/libexec/SmartCardServices/drivers/ifd-ccid.bundle
このことに気づくのに時間を要したし、対応には更に時間がかかった。
ifd-ccid.bundle の対応の件は最後に書くとして、それがある前提での手順を記す。
1. メーカー提供ファイルのインストール
カードリーダー SCR3310-NTTcom 用のファイルをここからダウンロード。私が取得したのは ScrDriver20141224.dmg というファイル。
このファイルをダブルクリックで展開、「ドライバソフトのインストール.app」を選択&右クリックで「パッケージの内容を表示」させたのが左の内容。
左の選択した 4 つが必要なファイル。それらをコピーして、ファイダーメニューの「移動 - フォルダへ移動」に次を入力
/usr/libexec/SmartCardServices/drivers/
して移動、コピーしていた 4 つのファイルを貼り付ける。
2. ドライバインストール
冒頭の Apple 提供の情報にある Mac OS Forge の左のページから、該当する OS 用ドライバをダウンロード。
今回は Smart Card Services 2.1.2 [OSX 10.10].pkg 、これをダブルクリックしてインストール開始。オプション指定は全て初期値のまま。
3. 動作確認
ここから、カードリーダーを接続してカード読み込み確認をするのだが、注意点あり。Chrome ブラウザを起動している場合、カードをリーダーに接続すると以下のような表示。
これが、正しいパスワードを入れても消えないので、確認時は Chrome を終了させた。何らかの対処方法があるのだろうが、現時点では後回し。少なくとも、この「キーチェーン」の画面が出たままでは、Chrome ブラウザは挙動不審になる(例えば、ブログサイトにアクセス不能になる、など)。
ここでの確認では、左の「JPKI利用者ソフト」を使う(このソフトウェアは eTax のサイトから取得)。
カードリーダーをPCに接続後、「動作確認」で「実行」して左のように「全て OK」を確認。
設定が正しくなかった頃は、なんらかの「NG」が出ていた。
「証明書をみる」の「自分の証明書」で、カードにアクセス。
カードに設定したパスワード入力後に証明書の内容を確認。その後「有効性確認」で、左のように「有効」と表示。
汚ったないフォントだよな...(笑)
ifd-ccid.bundle を探して
消された ifd-ccid.bundle ファイルを何としても復旧しなければならなかった。すぐに試みたのは以下の 3 つ。
- Time Machine で復旧
- Yosemite のインストールイメージから復旧
- Yosemite を仮想OSとして構築
これら全てが失敗。仮想 OS は、何とか工夫すればできそうな気もしたが、ホスト側 OS の環境をいじくる必要がありそうで、そこまでのリスクは冒したくなかったので取りやめた。
ここまでの試行錯誤で、ゆうに 4,5 時間を要してしまった。
そしてたどり着いた結論が「Yosemite を使っている知人からファイルをもらう」だった。なぜこの発想がすぐに浮かばなかったのが悔やまれるが、解決したので喜ぶしかない。ファイルを提供してくださった「****さん」ありがとうございました。今度改めてお礼させて頂きます。
ところで気になるのは、ネットを少し調べただけで目に付く、同じ問題を抱えている方々のこと。どうやって解決するのだろう。せめて、ファイルを消した張本人の企業が、Apple の承諾の上で、ファイルを提供すべきだと思うのは変だろうか?







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