2016年2月19日金曜日

Should Everyone Be in a Rock Band?:ロックバンドやろうぜ!

Freakonomics Radio のホスト Stephen J. Dubner が、プロデビュー直前までロックバンドにいたとは知らなかった。この番組の音楽が良いのも頷ける。

さて、今回のトピックは Should Everyone Be in a Rock Band? 「誰もがロックバンドをやるべきか?」というもの。短くはない期間、アマチュアだが、「ロックバンド遊び」に没頭した私は、本編抜きで Yes と即答 する。
ゲストは Warren Zanes で、去年 Tom Petty の自伝を執筆した人。


Warren ZanesThe Del Fuegos に在籍していたミュージシャン。番組ホストと世代的にも同じで、いつになく楽しい番組だった。

ZANES: I don’t know if that’s totally fair. I mean, I think Petty started to go, “this is business.” I mean, I think, the band that is going to stay together is probably not the band that’s doing group hugs and high-fiving one another backstage. The group that stays together is probably going to be the one that sets up appropriate boundaries. 
舞台裏で、メンバー同士で抱き合ったり、ハイファイブするバンドじゃない。バンドが一緒にいれるのは、お互い「適切な境界線」があるってことじゃないかな。
ここでは 40 年以上も現役な Tom Petty & The Heartbreakers のことを言っている。

アマチュアバンドであっても、バンドメンバーが変わったり、バンド解散は頻繁。人間同士のことなので、プロもアマチュアもその辺の事情は、それほど違わないと思う。多くのバンドを経験した私は、思い返せば

あの頃、もう少し柔軟に考えられれば、もっと続けられたのに...、良いバンドだったのに...。

というバンドは、一つや二つでは足りない。「仲良しバンド」でも良い音も出せないし、「険悪な間柄」でも無理。メンバー同士には、ある「バランス」が必要。「緊張感」や「信頼」ということかもしれない...。そして、それはロックバンドに限ったことじゃない

ZANES: I say, “But my most important degree was five years in a rock band. That’s where I learned the most.” I needed the university to process that, but the most important part of my education was playing in a rock-and-roll band. 
最も貴重な「単位」は、ロックバンドにいた 5 年間だよ。そこで最大限に学んだ。大学も必要だったけど、ロックバンドで演奏したことが一番の教育だったよ。

まったくもって同感。バンドメンバーは「単なる友達」ではなく、作り出した音は「そのバンドの音」。「音楽で会話」というのは大げさではない。

ZANES: One thing that I love about Tom Petty is he’s one of these American kids who grew up on Westerns. And you know, what is the Western? The Western is a situation in which you’ve got characters who are kind of making up their own laws in the face of the law. See, you’ve got the sheriff, but the sheriff is often a kind of stiff, ineffective character. And then you’ve got the cowboy. He’s operating just outside the system. Petty loved Westerns.
西部劇には、現実の法律を前にして、「自分だけの法律」的なものを持っている連中がいる。保安官はお堅いやつで、役立たず。そして、カーボーイの登場。カーボーイは「システムの外」で動くのさ。Tom Petty は、そんな西部劇が好きなんだ。

欧米に比べて、日本では圧倒的に認知度が低い Tom Petty 、その理由がこのカーボーイ的であるかどうか分からない。私もあまり聴いてこなかった。Bob Dylan の「30th Anniversary Concert Celebration」での License to Kill , Rainy Day Women #12&35 の演奏が、圧倒的に素晴らしかった記憶しかない。

この記事を読んで、2010 年作品 "Mojo" を聴いた。「なるべく最新のもの」という理由だけで選んだのだが、かなり良い。80 年代の頃から変わっていない気がするが、その「変わらなさ」が良い。

それでも聞き込めば、「何が変わったのか」は分かる気がする。というのも、変わらなければ、今も現役でロックバンドなんて続けられないと思うから。

やってみなきゃ、その魅力が分からないのがロックバンド!!

ロックバンドに限らないことは知ってるけど、こう叫びたくなる魅力があるのがロックバンドなのです。

Mojo
Mojo
Tom Petty & The Heartbreakers
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