2016年9月27日火曜日

Hello, Cowgirl in The Sand:豊富な音楽情報

2012年9月21日の NPR All Songs Considered の放送 Fall Music Preview 2012 が楽しかった。

一曲目から Neil & Crazy Horse のアルバム Psychedelic Pill から、16 分を超える "Walk Like a Giant" の紹介。この後に多くの曲の紹介が控えてるため、数分しか流さなかったが、曲がフェイドアウトしてる途中から、3 人の DJ のテンションは上がりまくりで楽しい。

PSYCHEDELIC PILL
PSYCHEDELIC PILL
NEIL & CRAZY HORSE YOUNG
REPRI (2012-10-26)
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その DJ の一人の女性が

Wow! Hello, cowgirl in the sand!!

これ以上はない指摘、確かに "Cowgirl in the Sand" 、思わず拍手してしまった。このアルバムは、私も2012年の暮れから聴きまくっていた

男性 DJ

He can do that song all he wants.

彼とは Neil Young のことなのは明らか。
この後も長いギターソロや、Crazy Horse のメンバー紹介など、ハイテンションな会話が続く。

 8曲しか入ってないのに、二枚組CD、27分や16分の曲が入ってる。
 これこそ Crazy Horse!

次の曲の紹介に行きたくないのを振り切るように

Sounds great!! Thank you, Neil.

Neil Young の思い出

ずっと前に東京の職場で、個人面談か何かで事業本部長との談話。何故こんな話題になったか不明だが...。

 本部長:Keith Richards もお腹が出てきなぁ(笑)
 りんだ:そういえば、先週 Neil Young の来日公演に行ってきました。
 本部長:お!? Neil Young てまだ演ってんだ。

70 年代ぐらいの Neil Young は知ってそうな本部長でもこの反応。ちょっと悲しくなった。

その数年後、とある身内の身辺整理で、LP レコードを中古レコード店に売りに行った。

 店 員:手放すんですね?
 りんだ:はい、拓郎はあまり聴かないんで。
 店 員:その Tシャツですからね(笑)そんなんどこで売ってるの?

私の着ていたTシャツは Neil Young & Crazy Horse だった。

今の日本で、楽しい音楽の話を聞く機会は、ますます減ってきているように思う。その原因は「娯楽の多様化」とかいうものではないと思う。Podcast を始め、少なくとも海外の情報は豊富になっている。

日本では、明らかに提供者側に責任がある。iTunes などの音楽配信に、日本側は二の足を踏んだことを取り上げるまでもない。そんな事情を嘆く暇は私にはないので、情報が豊富なところに向かうだけ。

ただ残念なのは、日本において、音楽好きの次の世代が育たないこと。音楽が豊かじゃない文化は、物足りない。




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