2022年2月27日日曜日

2022 熱海:Thanks, 熱海

苦行の果ての白濱神社 からの続き。

白濱神社から少し走って、最初に見つけた「食えそうな店」に入った。

「自然薯推し」に負けて注文:
「ふきのとう天ぷら推し」にも負けた:
自然薯も良かったが、予想外に「ふきのう天ぷら」は美味い。天ぷらの揚げ具合も「プロだなぁ」と思わせる逸品。

そういや、蕎麦湯が出る「ちゃんとした蕎麦屋」に入ったの久しぶりだわ:
空腹状態を抜きにしても、美味しかった。しかし値段は高い。半額の価格だと納得するが、「観光地価格」と思えば納得せざるを得ない。本当は、地元の人が通う店が良いのだが、ツーリング中の道沿いで、そんな店に出会うことは稀なのだ。


最終夜

昨夜よりも早い時間に夕食の店を物色。しかし状況は昨夜と同様、満席か「店じまいです」の回答。昨夜の「小料理屋」な店は空いていたが、違う店を求めた。

結局、昨夜も開いていた「バル」的な店にした。メニューから「料理」というより「ツマミ」の印象。「今夜あるクラフトビールはこれだけ」とのことで注文したビール:
ツマミは「ソーセージ」「アンチョビポテト」:
遅い昼飯だったので、これで十分だった。

客は男ばかりの二組(二人:売れないミュージシャン?、四人:元野球部の先輩後輩)で、耳に入ってしまう彼らの会話は、一人店を切り盛りする彼女には聞かせたくない内容。耳を塞ぐこともできず、持参した文庫本を読みながら食った。


Thanks, 熱海

その後、行ってしまったのは「例のオカマバー」。そこしか開いていないのもあるが、「最後の夜」の挨拶がてら軽く立ち寄ることにした。

ところが、結局2時過ぎまで過ごした。

終始満席状態。客の全員が県外からで、私の隣のグループは愛知県刈谷から(「会社の上司と部下」という感じ)。刈谷グループの後、私の隣になったグループは東京から(男性の一人は福岡出身)。彼らのカラオケに合わせてハーモニカを数曲吹いたら、そのグループの女性から「今年になって嫌なことばかりだけど、今夜は今年一番に楽しい、ありがとう!!」と言ったもらった。

私が店を出る時も満席状態。自粛とか何とか叫ばれてるけど、人生の楽しみを長期に渡って抑えつけることなんて無理なのだ。「何をすれば正しのか」なんて、実は誰も分からない。日本政府の方針より、正しいことは無数にある。だって「楽しみ方」は人それぞれだし、「守りたい人やモノ」もそれぞれなのだから。

オカマバーから宿へ歩きながら、そんなことを考えた。

二度目の熱海、期待以上のこともあったが、残念なことをもあった。しかし総じて楽しく、思い出深いものになったのは間違いない。

2022年の春が来る、走りたい所はたくさんある!!

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