前回ツーリングは5月6日の「鳥取・島根」、つまり今年は真夏のツーリングをしなかったことになる。2009年から Ducati に乗り始めて以来、真夏には何処かしら走り回っていたので、走らなかった理由を考えてみた。
その1:実家への帰省
家族のとある事情で、6月から8月のお盆にかけて、三度帰省した、その内二度はクルマで。確かにこの件でバタバタして、ツーリング気分になれなかったのは事実。
その2:雨
お盆を過ぎて、家族のことはひと段落。そして、ツーリング先を考え始めた頃から、雨が多くなった。去年8月の福井ツーリングで雨まみれになり、それ以来、雨のツーリングは避けることを決意していた。
その3:やる気、ワクワク感、そして体力
やる気と体力は表裏一体のような気がするが、それよりもツーリングに対する「ワクワク感」が低下してるのを最も心配した。私の場合、出発前よりも、出発直後の気分の高揚が重要。
今回のツーリングで、この「その3」を検証してみた。
ちなみにツーリング前日の昼、ボクシングジムで「1ラウンド3分のマススパーリングを5ラウンド」やった、これまで3ラウンドが最長だったので、最も疲れたトレーニングとなった。体力具合を見るには良いタイミング。
走行ルート
これが当初想定した「行きのルート」、いつものように「有料道路なし」:
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Google Map |
ところが、以下の地点で断念:理由は雨:
山梨へは主に R153 で北上したのだが、長野県松本へのツーリング時に走った R19 で行く方法もある。R19 を選ばなかったのは、単に「走ったことがある」から。結論から言えば「R19 の方が林道ツーリングっぽい、面白さも R19 が勝る」。
周囲に山はずっとあるのだが、「盆地」を走り続ける感じ。こんな風に、民家やお店が絶えることはなかった:
とはいえ、甲府に近づくにつれて「期待する林道」もあった:やる気とワクワク感
長い「盆地走行」に若干の不満はありながらも、見知らぬ土地の景色、特に田舎の景色に心穏やかになる。そんな景色の中、「私なりのスマートな走り」を目指して高い集中力が継続する。飽きることはない。
いつもの「ワクワク感」は相変わらずだった。知らない土地で知らない道を走る高揚感はいつも通りだった。例年の「真夏の空気感」が和らいでいたのは残念だが「夏の感じ」はまだあった。
甲府駅付近に午後3時頃に着いて、大菩薩ラインへ迷わず向かった。「とっとと宿でビール」よりも「もっと走りたい!」が勝った、「やる気」も相変わらずのようだ。
だが、天気は読めないし、自然には逆らえない。先に書いたように「雨」。山に向かうほど雨が酷くなるようで、案の定、市街地に戻ると「晴れ」。こんな空模様:
結局、午後4時前には引き返すことを決めて宿に向かう。バイクに乗り始めた頃なら、雨でも走ったかもしれないが、そんなものは「苦行」でしかないことを知ってるのでやらない。想定より2時間ほど早く宿に到着。
カエルの戦略
この日のツーリングブログの「補足」。こういうのもツーリングの楽しみ。
先ほど述べた「退屈な盆地走行」で発見。ここは、コンビニエンスストアの店舗正面ではなく、向かって左側面の壁:
「綺麗な色だなぁ」と観察していると、コイツが壁を登り始めた。登った先を追ってみると、さらに二匹が「待機」していた:別の場所にも待機:
パッと観察しただけでも、六匹はいた:
考察「カエルの戦略」:コンビニエンスストアの灯りに集まる虫を餌として、ついでに住み着いた。
これ以外は考えられないのだが、不思議なのは、これ以降で行ったコンビニエンスストアでは発見できなかった。他に理由があるのか??
初日の夜飯 に続く。
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