2022年12月25日日曜日

2022年走り納め:ちょっとだけ浜名湖

気がつけば、例年の「紅葉ツーリング」ができなかった。理由は単に「11月初旬から1ヶ月間、愛車を定期点検に出していた」から。そのバイク屋は多忙で、最短で点検を終えて受け取るには、その期間に預けるしかなかった。

なので、そうこうしている内に冬になった。冬でも走れるルートを探して思いついたのが「浜名湖」。これが、初日のルート;
Google Map
最も印象的だったのは、弁天島から浜名湖を北上して、同じルートで南下したルート:
当初の予定では、浜名湖の「西側から北上して一周」だったが、日没までに宿泊先に着く見込みがなかったので、上図のように「浜名湖をちょっとばかり」走っただけ。

これはツーリング前日の朝、もうビックリ、積雪5センチぐらいか。まったく予想していなかった。
とはいえ「午後までには、大方の雪はなくなるだろう」との、ここ名古屋での経験からの予想は当たった。「明日、晴れてくれれば良い」と、夕方までボクシングジム、夜は知人に誘われたクリスマスパーティーで終電まで飲んだ。

意外と前日の疲れが残っていないツーリング当日だったが、ぐっすり眠って出発は10時半ごろ。今回も「基本的には有料道路は使わない」をルールに道選び。そして、詳細は割愛するが、「走行ルートを間違わない工夫」を試した。ツーリングの楽しみとして「道の模索」があるので、ルートを間違うのは気にならないが、少し試したいことがあった。

結果的にその試みは、行きルートでは若干悪い影響が出て、先に述べたように、浜名湖一周を断念することになった。逆に帰りの影響では、反省点を活かして上手く使えた。よって、その効果の良い面と悪い面は把握できた。

そして、久しぶりのツーリングは、終始楽しかった。風が若干強く気温も低いものの、日差しがあって快適。空気が澄んでるためか、色々なものが「キラキラ」して見えて仕方がなかった。エンジンも良く回り、気分が高揚してるのもあるかもしれないが、見るものの多くが輝いているようだった。

そんな風に走りに没頭したためか、浜名湖を北上して次の地点まで、一枚も写真を撮っていない:
浜名湖の周りを走るのは、かなり楽しい。強風は、景色と道の良さで我慢できる。あれほどアクティブに動いてるウインドサーフィンの様子を見たのは初めて。そんな景色を停車して撮影するのなど、微塵も考えることなく、一気にここまできた。

周囲には遊園地らしき施設、遠くから絶叫も聞こえる:
大量のカモメ?が船?に集合、エサやってるのか?
先ほどの地点から、同じ道で浜名湖を南下して宿泊先へ向かう(距離的には遠回りだが、浜名湖を堪能するため)、1時間弱で到着:
これまでの宿泊先の駐輪場で、もっとも贅沢な気がする。高くない宿泊料金からしても贅沢だ:
宿泊先の部屋から。この夕陽は、浜名湖近くで見る予定だったが、「まぁ、仕方がない」とぼんやりと眺めた:
眺めながら飲んだのが「静岡麦酒」、宿泊先近くのコンビニで購入。美味いよ。ただし、最近サッポロビールが好きなので、通常のサッポロビールとの違いは不明。
山梨ツーリングで「一人焼肉も悪くない」となり、「各地の美味いホルモン屋」を探してみようとなっていた。繁華街らしき場所を、なんとなく歩いて決めたのがここ:
昭和感を求めたわけではないが、BGMはガキの頃にTBS「ザ・ベストテン」で聴いた「流行歌」。しかも、各曲が1コーラスだけで次の曲、これには滅入った。音楽にノスタルジーを感じない私には、聴いていて恥ずかしくなる。

そんな嫌な気分と予感を払拭するために注文したのが:
奥からタン、丸腸、そして手前が「チグチ」、「喉の奥」の部位だそうだ:
確かに店員の方の「美味しいよ」のススメで選んだ「チグチ」は美味かった。厚切りのタンも問題なし(不味いタンにする方が難しいだろう)。問題は「丸腸」、美味しくない。いわゆる、ホルモンに対する代表的な批判のコメント「噛みきれない」のだ。私の知っている「丸腸」ではない。さらに問題は、七輪ではなく「遠赤外線」的な奴は、煙は出にくいが、圧倒的に火力がない。焼き上がるのにこれほど時間を要したホルモンはない。

これまで「不味いホルモン屋はない」と信じていたが、世の中には「確実に例外がある」と思い知らされた出来事だった。我慢して完食したものの、かなり不満を残して、とっとと店を出た。その後、美味そうな天ぷら屋を見つけると「ホルモン屋探し」に拘った自分を若干呪った(泣)。


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