2023年6月19日月曜日

2023春ツーリング:富士山はどこ?

ビーナスラインの悲劇 からの続き。

ツーリング二日目、このツーリングの二つ目の目的が「富士山を拝む」こと。

開発チームメンバーのアメリカ人が山梨に住んだことがあって、「富士山を見に行く」とツーリングの話をしたら「河口湖に行きますか?」と。それで河口湖行きを決めた。
 
残念ながら、こんな天候で「富士山はどこ?」:
とはいえ、道は良かった。

高原道路でも「何とかグリーンロード」でもない、ここでは「普通の道路」なのだろうが、他県の私からすればかなり走りやすい。景色が良いのもあるが、走っていてストレスを全く感じない。
今回のツーリング、帰宅時の途中で有料道路を使ったが、大半は「下道」を長時間走行。その際に気づいたのは

ライディングポジションが変わった

こと。具体的に書くのは難しいが、かなり「楽な姿勢」で走れた。ボクシングで身体を鍛え直したのも影響してるのか、オートバイとの「フィット感」を強く感じた。

この「河口湖大橋」を走ってきた:
私にとって「乗るのが恥ずかしいスワンボート」、実物は初めて見る:
比較的早い時間に二日目のツーリングを終えて、宿泊先に。ここの利用も二度目で、駐車場所も前回とほぼ同じ
選ばないことの過ち

今夜こそは「地元料理」を体験したかった。が、店選びを失敗した。

行ったのは、宿泊先ビルの一階にある「居酒屋」、悪くはない店先のメニュー表示だった。騙された?のは「宿泊客は一杯無料」のサービス。本来なら無視するサービスが、今回は「利用してみるか」と判断を誤る。

改めて思ったのは、店構えや立地など、数軒を眺めて「吟味」することは大切。「自分にとって良い店」を探す行為は、努力というより「楽しみ」としてやるべきものと痛感。それをやらなかった「代償」を支払う可能性は高まる、今回がそうだったように。

序盤から「ダメかも」となったのは「お婆さん店員」の対応。総じて悪くないのだが、「地元料理を堪能したい」私の意向は一切理解しない。「人の話を聞いているようで聞いていない」、そんな感じの人。

それでも「とりもつ煮」が名物っぽいので、まずは注文:
悪くはないのだが、「甘辛い濃いソース」だけが美味いという感じ。同時に注文した、写真はないが「鮭のカマとハラス揚げ」は、かなり残念な味で、「もっと美味しくできるんじゃないの?」の疑問。

この後、苛立ちが頂点に達した。次の料理が出るの異様に遅かったから。客は私の他は夫婦らいし客で、全員三名。忙しいはずはない。「あと5分待って来なかった帰ろう」と決めた1分前に出た:
鶏皮とボンジリの串焼き、遅い理由は不明。「明日の串焼きの仕込み」をした後と、想像したくなるほどの遅さだった。

こいつらを注文したのは、先ほどの「タレ」で食いたかったから:
予想通り、美味くなった:
でもね、鶏皮の味は普通、ボンジリにいたっては「小さすぎる」。大人の鶏を「解体」したことがあるので「本来のボンジリのサイズ」は知っている。よっぽど「小さいな雛鳥」のボンジリということになる。

苛立っても何の得にもならんので、とっとと店を出た。が、最後にちょっとだけ得した。これを宿泊先から貰った時は「またか、なんなんだこれ?」となった奴:
昨夜の松本市の宿泊先でも貰ったが使わなかった(使い方がよく分からない以前に、興味がない)。居酒屋の清算時に「お婆さん店員」から「割引券ありませんか?」との質問に「多分、部屋に置いてます」と応えて取りに行った。スマートフォンの登録とか面倒でやりたくなかったが、それも店員がやってくれて、結果的に「2,000円の割引」(支払額の約半分)となった。

得はしたと書いたが、言うほど嬉しくはなかった。巡り巡って我々の税金が使われる「経済活性化策」なのだろうが、私には興味がないのだ。割引いてもらって言うのも何だが、このサービスがあるから「旅をしよう」とはならないのが私なのだ。

翌朝、朝食も「この居酒屋」だった。昨日の松本の宿泊先には劣る「普通の朝飯」。良かったのは「朝カレー」ぐらい。

さて、帰路は楽をすることにした。「昨日がこうだったら富士山見えたのに」の良い天気。おかげで、気持ちの良い山中の高速道路だが、すぐに飽きて、途中から一般道路を走行:
行きもそうだが、先月の初めの岐阜走行で使ったので、R19 の走りやすさは把握していたので順調そのもの。

こんな風に二泊三日のツーリングは「ちょうど良い」。仕事などのバタついた日常から逃れ、相当リフレッシュできる。走ったことのない道や、行ったことのない場所を巡ること、それらは私には欠かせない「非日常」なのだ。

次回「夏の行き先」もすでに概ね決めている。

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