2023年6月18日日曜日

2023春ツーリング:ビーナスラインの悲劇

悲劇前の幸福 からの続き。

今回の目的の一つが「ビーナスラインの走行」なのだが、プランBとして「翌日の山梨行きの途中で実施」もあったが、あまりに順調な走行で、本日走行することに決定。「面白かったら、明日も走ろう」という感じで、かなり「お気楽」だった。

こんな感じのルートで「ビーナスライン」を走行すべきだった...
この地点で「高原」に向かったのが誤り...
とはいえ、こんな風に「ビーナスライン、こっちですよぉ」と誘われてるようで、抗い切れなかったのは事実...
結論から言えば、ビーナスラインを含めた周辺を行ったり来たり...
今となっては、こうやって走ったルートを示せるが、その時は「どこ走ってんだ??」と、かなり焦った。

とはいえ、焦ったのはビーナスラインを走行後、宿泊先の松本市へ向かう中盤以降の話。それまでは、かなり楽しい走行。「高原」と名の付くルートは大抵面白い:
「霧ヶ峰」に到着:
多くのライダーが集まっていたが、景色的に阿蘇をちょこっと想像したが、阿蘇っぽくはない:
こういう景色の先には、必ず行ってしまう、鳥取砂丘に立ち寄る前を思い出した:
鳥取砂丘ほどに楽しくはなかったが、高原にいる気分は悪くない。

もちろん富士山を探した:
なるほど、これが富士山か...
グライダーが数機飛行するのをしばらく眺めた、残念ながら着陸の瞬間の写真は撮らなかった(次の写真にグライダーはいません):
休日のロングツーリングは久しぶりのためか、こんな多くのライダーの集まりを見るのも久しぶり:
集団ツーリングがほとんどのためか、話しかけることも、話しかけられることもなかった。

そして「悲劇の始まり」は、何も考えずに「茅野市」方面に向かったこと。「茅野市、見たことある、その辺まで行けば、松本の標識もあるだろう」ぐらいに、何も考えなかった。
その挙げ句、30分近く走って、砂利道の「行き止まり」でようやく「過ち」を認めた(泣):
「草刈りから帰る途中」風のお爺さんに「迷いました。松本方面はどっちですか?」と尋ねると、大通りへの行き方を教えてもらう。驚いたいのは「霧ヶ峰に行った方が良い」との提案。つまり、この時点でも「え?戻るの?」と、「どう誤って迷ったのか」を正確に理解していなかった。ビーナスラインを「南に逸れて」走っていたとも知らずに...:
この地点、3回以上は通ったことになる:
この地点からアザレアラインを走るのが正解なのだが、途中で「道に疑問」を抱き、結果的にアザレアラインを「1往復半」走った:
「疑問」を抱いた理由として、「こんな道が松本市に向かうはずはない」、そして「松本行き」の表示がない。結局のところ、「地名と位置関係」を把握してれば起こることはなかった出来事。正直「宿泊先にたどり着けるのか」との不安も抱いた。そうなった原因は自分にあるのだが、冷静な判断、正しい状況の把握を怠れば、迎える結末は「悲劇」でしかない。

かなり反省すべき点はあるが、貴重な経験として今後に活かすことは言うまでもない。

とはいえ偶然にも、宿泊先のチェックイン予定時間の丁度に到着。
この宿泊先は二度目の利用。朝食がかなり良く(今回、前回から焼き魚などが無くなってはいたが)、今回もアホみたいに食った。

そんな朝食の前夜、つまり到着直後から飲みまくったのが「タダ酒」:
日本酒に詳しい同僚に、この酒について質問メッセージを送付、その応答:
おお、大信州!
結構歴史長いお酒ですよ。

この宿泊先の「タダ酒」には色々な種類があり、その多くを飲みまくった。「飲みたい」というより「試したい」との思いで飲んだ、「タダ酒」じゃなきゃ「試さない」けどね(笑)。
なかでも良かったのが「トマト酒」、意外性もあるかもしれないが、かなり「悪くない酒」。

こんな風に調子に乗って飲みまくった。気がつけば、飲み屋に行く気分は消えた。そして、この日の「ビーナスラインの悲劇」はすでに「笑い話」になっていた。ビーナスライン、前回は「走れない悲劇」だったが、今回は何というか、その「真逆の悲劇」だったな(笑)

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