2023年11月6日月曜日

三度目の熱海:西伊豆スカイライン&B級グルメの洗礼

富士山スカイライン&世代間の "壁" からの続き。

朝です、遅くまで飲んでいた割には早起き:
本日の目的は「西伊豆スカイライン」:
例の如く「下道ルート」を選択。その選択は概ね楽しいのだが、時として「苦痛」となる、今回それを体験した。

目指した先は「土肥(とい)駐車場」:
晴れた日には富士山を拝めるのかどうか分からないが、この日は全くもって見える気配はない。

この地点に到着するまでは「え、これがスカイライン?」となったが、実は「スカイラインらしく」なるのはこの後から。

(誰もいない)この地点は「爽快」、鳥と風の音しかしない、走行車両もほとんどない。しばらく滞在;
早朝に出発したので、このまま帰宅には早すぎる。昨日「富士山スカイライン」に向かう途中、「富士宮」の標識を見て「富士宮焼きそばって聞いたことあるなぁ」となり、それほど興味はないが「たまにはグルメ目的」を実行することにした。

西伊豆スカイラインを出てからのルート選択に迷ったが、「最短&海(駿河湾)が見える」を理由に選んだルートは「失敗」だった。「酷道」とまではいかないが、標高800m地点から下るには「苦痛な道」を選んでしまった。「大型バイクの走行練習」としては最適なのだが、あまりにも「長距離」、かつ「路面の枯葉」が不気味(「滑る恐怖感」)。

「苦痛な道」の後、沼津から富士宮へ向かう「単調な海沿いの道」は「なんだか知ってるぞこの道」となった。ここは、2019年3月の沼津に行った際、目的地と逆方向と気づかずに長時間走った道なのだ。記憶力に自信がない私だが、良い悪いに関わらず、印象的な道や景色は覚えているようだ。海沿いなのだが、ほとんど海は見えない。長い直線で、面白くはない。

帰宅後、ルートを再考した:
Google Map
時間的余裕はあったので、このルートでも良かったはずだ。「ツーリング行き」を焦ったのが原因で、もう少しルートの検討をすべきだった。とはいえ、次回の楽しみになった。

B級グルメの洗礼?

そして到着した「富士宮焼きそば」のお店。注文したのはソースと塩の「ハーフ&ハーフ」:
数口食べた感想、嘘はつきたくないので、直感の反応は

は?こんなもん?

だった。食べてる最中も、その感想は変わらず。「家で、自分の好きな具材や味付けで食ったほうが断然美味い」と、当然のように思った。焼きそばなんて簡単な料理なのだ。

「静岡おでん」もご当地グルメだと思う。焼きそばの「失敗」を挽回したいとの思いで、焼きそば店の隣の店で買った:
感想は

え?こんなもん?

おでんは、冬の期間は頻繁に作る。少なくとも二週に一回は作る。そんな私の「適当なおでん」の方が断然美味い。このおでん、味付けもそうだが、具材も言うほど美味くない。

ご当地の「焼きそば」や「おでん」は、「B級グルメ」に分類されるものだろう(詳しくないので想像だが...)。この手の「B級グルメ」に興味がない理由が、これでハッキリした。私が外食で店を決める基準に「自分が家で作らないもの(作りにくいもの)」がある。「B級グルメ」と呼ばれる大抵の料理は、私が普段から作ってるものだろう。「自分の味付けが、自分好み」なのは避けられないのだ。

それに「B級グルメ」に「それほどの違い」が出せるのだろうか。「絶品の唐揚げ」と「普通に美味い唐揚げ」の違いに、大差はあるのだろうか?(2011年の阿蘇ツーリングの際にも同様の疑問を呈している)。

体験した(食った)からこそ分かることは多い。

反省会

その後、時間的にも天候的にも高速道路(新東名)を使って帰宅することにした。夕方に雨が降りそうな雰囲気なのだ。しかし不幸にも、最後の1時間で「小降り」&「そこそこの雨」に降られた。

4時前に帰宅、雨のために周囲は暗い。全走行距離 656 km:
「明日は疲れが残るだろうな」の走りをしてしまった。終始ポジションが「堅い」し、シフトチェンジが「下手」。もっと乗らないとなぁ、と反省しきりのツーリングだった。

こんな暖かい「晩秋」は体感として初めてだった。それは、数日後の大阪出張の際にも感じた。今年は「暖冬」なのだろうか...。それはそれでバイク乗りには良いのだが、本当に喜んで良い事態なのか、私には分からない。しかし、自然の景色や雰囲気が壊されていくのは耐え難い。

守れるものは守りたいし、変えるべきは変えていきたい。

西伊豆スカイラインで、そんなことも考えたツーリングだった。
PS
帰りの高速道路のサービスエリアで購入した「イカの塩辛」:
鎌倉?辺りの会社らしく、いわゆる「店頭試食して買う」感じのやつ。ほとんどが「野菜の漬物」なのだが、その多くを試食したが、「妙に美味しくない」。ガンガン試食を迫るオバちゃん店員に申し訳なく、何か一つ買おうにも選べない、美味しくないから...(泣)

「俺の味覚が変なのかぁ」と疑問になるほどに「選べない」...。結局「野菜じゃないイカ」にたどり着いた。もっと小さいサイズで良かったのだが、たくさん試食したお礼にと、一番大きいのを購入。言われた価格にビックリ、「え!その値段、表示してなかったよね?」とは言えなくて、しぶしぶ購入。

会話を楽しんだ対価としては高額だが、美味しい「塩辛」に罪はない。美味しく頂くことにしよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿