On the Line 脚本:Romuald Boulanger 監督:Romuald Boulanger 公開:2022年11月4日 |
「Mel Gibson のラジオのDJ」ということだけ観たくなった作品。
ガキの頃、Mad Max から始まり Lethal Weapon で完全に Mel Gibson ファンになった。全出演作を観てはいないが、彼の存在だけで「楽しめる」。昔の作品をたまに繰り返し観ているので、「Mel Gibson もの」を観るのは Blood Father 以来と知って驚いた。
さて期待した「DJ 役」は非常に良い。彼の声も好きなのだ。更に台詞も好きで、彼の話す英語は字幕なしで概ね聞き取れたほどに分かりやすい。
そんな「DJ 役」をもっと堪能したかったが、ストーリー上そうはならなかったのが残念。
本作は駄作とまで言えないが、どこか残念な作品。後味も「なんだかなぁ」となる人が多いのではないだろうか。現実に、このような内容のラジオ放送が流された場合のことを考えると、ちょっと複雑な気持ちになる。実際問題として「フェイクニュース」は今後も「悩ましい」ものとしてあり続けるから。
「行き過ぎた娯楽」はもはや「娯楽じゃなくなる」のだ。
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