2024年1月12日金曜日

2024冬 愛媛で最高と最低:最高の夜(Love 愛媛)

最高の走り(佐田岬へ)からの続き。

今朝のバイキングの写真はないが、いつものように「死ぬほど食った」。朝ご飯が好きなのもあるが、地元の料理は味わい深く、全品制覇とまでいかないが、食ってしまう。最後はカレーまで食ってしまう始末。

なので昼飯は食べなくて大丈夫なのだが、晩飯時には空腹感はピーク。

昨夜は「海鮮」だったが今夜は「肉」がメイン:
食事場所も食事内容も変える配慮が嬉しい、日本の旅館等では普通のことなのだろうが、滅多に利用しない私には新鮮だ。

そして、やっぱりどれも美味い。

オートバイ談義

繁華街っぽい場所を探して、路面電車で「勝山町」で降りる。どこまで乗っても「200円」。地元の長崎の路面電車は有名だが、大人になって地元に帰った7年間は一度も乗らなかった。ガキの頃以来に乗る路面電車は非常に新鮮だった。バスより好きかも。

何の当てもなく歩きながら店を物色、旅館で満足の晩飯を食ったので、飯屋には用はない。入ったのが、店舗名は忘れたが、サブタイトルに "Rock and Soul" の店を発見。明らかに「音楽バー」の雰囲気のサブタイトル。

ところが店内に入って気づくのは「音楽バーっぽくない」。バックグラウンドに流れてる音楽は米国の「ソウルミュージック」なのだが、雰囲気は単なる「アメリカの広めのショットバー」。

マスターらしき男性の雰囲気が良かったので、軽く飲んでいくことにした。

店内奥のテーブルエリアで、予約の客らしき団体で賑わってるが、バーカウンター席の客は私一人。そんな私に、マスターらしき人が話しかけてきて、徐々に店のことが分かる。

・マスターらしき男性は、この店の三代目マスター
・初代は音楽バーで、バーカウンター前の壁に大量のレコードが置かれていた
 (初代マスターは今では近所?で「酒と音楽」という立ち飲み屋?を経営)
・二代目は超メカ付きの「変わり者」、その彼が今の「アメリカンバー」ぽくした
・今のマスターは、ハーレー乗りだったが、今はCBX600

CBX600 なんて聞いたことがなく、そう言うと「知ってる人は珍しい」、他人からも「実物を見たのは初めて」と言われる。そんな彼の愛車の写真を見せてもらったが、車体の色の記憶はないが、こんな感じ:

ライトが四角、メーター系も四角

そんな「四角」が魅力的だそうだ。「全く意味が分からない」と正直に言うと、「そう、分かってくれる人は少ない、でも好きなのです!」と。「音、むっちゃ悪いですよ」と自虐的に笑顔で話すマスターに、非常に好感をもった。更にこのバイク、ネットオークションで20万円で買ってリペア、奥さんに相談しないで「三ヶ月間バレずに済んだ」という話に、更に好感度アップ(笑)

その後も、過去に所有したクルマの話、レトロな外観が好み、オートバイは旧車が好きだが高速走行はしない、最近買った家のガレージを整理してもう一台バイク買いたい、などなど話は尽きない。

途中、マスターが厨房対応してる間、宇和島出身の「見た目大学生のアルバイト風の若者」と話す。愛媛県の「食」のことを色々と教えてもらった。「じゃこ天が美味しかった」と話すと「じゃこ天の材料は、今では色々」とのこと。更に「鯛飯の食べ方が、愛媛でもいくつかある」「宇和島は鯛の養殖、今ではマグロの養殖で有名」などなど、興味深い話を聞かせてもらった。

陽気な県民性?

帰宅時、タクシーを拾った。残り込んで行先を告げると運転手から「道後温泉なら逆車線に居てくれたら良かったのに」と、すぐにUターン。そして、私の格好から「ツーリングですか?」と。運転手もオートバイ乗りで、パンデミック前には阿蘇に毎年行っていたそうだ。お互いの愛車の写真を見せ合ったところ、彼のは「変わった色」の Kawasaki GPZ、紫っぽい色で、塗り直したそう。

運転手曰く「愛媛はライダーが多いですよ、四国は良い道が多いですから」。そんな運転手に「四国の良い道」など教えてもらいたかったが、あっという間に宿泊先に到着。タクシーの停車位置の近く私の愛車があったので「私のバイク、見ていってください」と運転手へ。運転手の「写真撮って良いですか?」に「どうぞ、どうぞ」と応えながら「なんなら跨って下さい」と提案したが、跨ってはもらえなかった(笑)。
愛媛の「県民性」については知らないが、少なくともこの旅で出会った愛媛の人たちは「明るい、陽気」という印象が強い。静岡での旅で出会った人たちと似た印象。そこには「暖かい気温」が共通してあるような気がする。寒い土地でも「陽気な人」は暮らしているのだろうが、やっぱり「暖かい」方が、気分は晴れやかだもんね。

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