2024年1月13日土曜日

2024冬 愛媛で最高と最低:最低(冬と自然をなめんなよ)

最高の夜(Love 愛媛) からの続き。

帰宅直後:
夜の11時

気温マイナス3度

TRIP B は "473km" を表示してるが、正確には "1,473 km"、実家長崎への走行を除けば、これまでのツーリングで最長なのは間違いない。

想定より 200 or 300 km 長く走ってしまった、しかも「最低マイナス7度」の夜中を走ってしまったのは「私の無知」が原因。評価できる点は「今日中に帰れた」こと。そのことだけを目指して帰宅したと言える最終日だったかもしれない(泣)

本日のこの朝食をハイライトに以後は「下り坂」(次々に災難が...):
昨日の朝食はバイキングだったが、今日は場所も変えた「定食」。個人的にはバイキングが良いのだが、この定食も素晴らしかった。じゃこ天とじゃこカツのファンになった。

これが、約13時間かけて帰宅した走行ルート:
ご覧の通り「行って戻っての遠回り帰宅」...(泣)

出発して、吉野川SAまでかなり順調に走行した、おそらく午後5時には帰宅できたペース。そのSAにて、何気に眺めた高速道路の状況:
淡路島と本州をつなぐ「明石海峡大橋」が「紫色」の表示。違な予感はあっさり的中:
「二輪車通行止め」(大泣)!!

この時点で、かなり迷ったのは、ここまま帰宅するか、四国のどこかで一泊するか。前回の四国ツーリングで「通っただけ」の徳島が候補になったが、いまいち乗り気にならない。徳島が問題ではなくて、昨夜まで愛媛を十分に堪能したので「それに何も加えたくない」との思いが強かった。比較的「行き当たりばったり」でツーリング先は決めるが、ここまで「行き当たりばったり」で宿泊地を決めたくはなかった。

それに、帰宅できる手段が皆無であったら、どこかに泊まっただろうが、皆無ではないのだ。そう、四国と本州を結ぶ橋は「明石海峡大橋」だけじゃない、あと二つある

「瀬戸中央自動車道」「西瀬戸自動車道(しまなみ海道)」

この時点で、この二つに「通行止め」の表示はない。

ここ吉野川SAで、じっくり考えた結果、本日「目指すべきこと」は定まった:

本日中に帰宅すること

瀬戸中央自動車道から岡山を経由すれば、それほど夜遅くにはならないと判断し、出発。

次の高速道路出口まで走って、もと来た道を戻り「瀬戸中央自動車道」を目指す、一時間程度と予想。ところが、目的地点の約10km手前の電光表示板に「瀬戸中央自動車道:二輪車通行止め」、マジかよ...(大泣)!!

残るは「しまなみ海道」だけ:
この時点で、再度「もう一泊」の気持ちになりそうなのだが、全くそうはならず

本日中に帰宅

は微塵も揺らぐことはなく走り続けた。

「しまなみ海道」で橋を走行中、何度も強風に「煽られて」、結構ビビったりもしたが、一気に広島へ、つまり本州へ上陸できた。

ここからが本当の「苦行」だったかもしれない。気温が「マイナス1度」の「寒いなぁ」の状況は、「マイナス7度」まで下がると「マイナス1度」が「暖かく」感じたりもした(笑)。寒さへの「慣れ」はあるかもしれないが、感覚が麻痺してるとも言えるかも...。

この「苦行」の詳細はいくらでも書けるが、割愛する。雨や雪もチラホラと降ったが、走行に大きな影響がなかったのだけが幸いだった。

「強風で二輪車通行止め」があることを完全に無視した「無知」を反省した。ツーリング中の想定外の出来事は、大抵は気にしない。しかし、事前に調べれば分かることをやらないのは「ダメ」なのだ。「知らなかった」は言い訳(説明)にもならない。

こんな風に「最高と最低」を体験するツーリングも珍しいが、ツーリングの醍醐味の一つと思っている。予定調和なんて退屈なだけで、私の好きな「旅」とは違うのだ。帰宅後、凍てついた両手をほぐしながらの入浴中に「次の旅」のことを考えた。

良い旅だった。愛媛で出会った人たちに感謝、そして「まだまだ走れる」と言わんばかりの「愛車」に感謝!!

2 件のコメント:

  1. 体力も凄いけど、バイクツーリングに対する情熱が凄いです。

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  2. ありがとうございます(笑)

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