2024年1月11日木曜日

2024冬 愛媛で最高と最低:初日(愛媛は近くはなかった)

 ここは「道後温泉」、宿泊先から「ほぼ目の前」の地点:
温泉を目的にツーリングはしないのだが、愛媛で「屋根付きでオートバイが駐輪できる宿泊先」を探した結果。ちなみに「道後温泉」には入浴してないが、宿泊先の露天風呂が「道後温泉からお湯を引き込んでます」とのことなので「入浴した」と言えるかも...。露天風呂の件は後述。

さて、愛媛を選んだのは、2019年10月に四国ツーリングをした際、走れなかった唯一の県が愛媛だったから。そして「冬でも走れるエリア」との判断。この判断は「概ね正解」だが、想定外(私が無知だっただけ...)の自然現象で「超苦労」もした、その点は後述する。「暖冬」とはいえ、やっぱり「冬は冬」なのだ(泣)。

「超苦労」があったとはいえ「愛媛に行って良かった」。特に現地での走り、そして久しぶりに「地元の人との交流」は「超苦労」をぶっ飛ばしてくれた。また会いたい人たちばかりだった。

行きのルート:
Google Map
今回のツーリングでも、色々な「間違い」をしたが、行きに関しては特にない。あるとすれば、ツーリング全体に関わることだが

名古屋から愛媛(松山)までの距離を「過小評価」

当初は「あぁ500kmね、5時間あれば良いな、どこか下道でも走ろう」ぐらいに考えていた。「冬以外」の季節ではできたかもしれないが、それでも「500km」は「近くない」(笑)

淡路島への到着は14時を過ぎていた:
出発の前日の夜は、ボクシングジムで深夜まで練習、予想通り翌朝は身体の一部の動きが鈍い。朝食後30分ほど横になると、概ね「鈍さ」は取れる。そんなこんなで出発は朝10時近くとなった。

最初の「想定外の出来事」は、次の「ヘアピン」修理:
ジャケット前面のジッパーを操作する「スライダー」部分が千切れた。出発直後の給油先で千切れて、胸元が少し空いた状態から上がらなくなった。自宅に戻って修理して再出発も考えたが、「何とかなるだろう」と出発、走りながら対応策を考えることにした。

当たり前だが、高速道路、特に「湾岸道路」は風が強く(&冷たく)、胸元に風が入り過ぎる。すぐに最初のSAに入り、希望では「紙クリップ」を売店で探す。が、サービスエリアにそんなものは売ってない。唯一あったのが「ヘアピン」、一個か二個で良いのに、三十個は入ってそうなものを買うしかなかった。

幸先、良いとは言えんなぁ...

となるが、淡路島で景色を眺めながら「やっぱツーリングはええなぁ...」ともなった。
大阪を過ぎたあたりから陽光が多くなったが、それまでは「どこが暖冬やねん」という感じ。「普通の冬ですやん!」という「冬走り」。

宿泊先には、何とか予定した18時少し前に到着:
注:この写真は到着から2時間後に撮影、食後の外出前に撮影。

今夜の晩飯:
ツーリング先で「宿の晩飯」を食うのは初めて。避けていた理由は、「素泊まり」で「地元のお店で地元料理」を楽しみたいから。ところがそうしても「良い地元料理」には意外と出会えないことを体験済み。

この旅館を選んだのは、冒頭に書いたように「駐車場」もあるが、夕食&朝食付きで、かなり納得の宿泊料。ちゃんとした朝食と夕食を外食した値段と比較して遜色はない。そして、食事の味はかなり良かった。全体的な味付けが「九州の味付け」で、「甘い」印象は「長崎の味付け」に近いと感じた。「鯛めし」と「鯛のあら煮」は特にそう感じた。

イチオシ「らしい」鮑(アワビ):
美味いのだが、アワビなどの高級食とされる食材を「美味!」と感じない私...。多分だが「サザエ小屋」で食ったような感じでアワビを食ったら「美味!」となる気がする。「気軽に、そのままま食いたい」のかもしれない。とはいえ「アワビに罪はない」。

場末なスナック

普通は「温泉に入ってから夕食」なのだろうが、とにかく腹が減ってたので、チェックイン後に最短の時間に夕食の準備をお願いした。

食後、別館の最上階の露天風呂に入る。こぢんまりとした露天風呂だが、特に温泉好きでない私でも堪能。しかし「堪能した一人きりの露天風呂」は10分後に、高校生らしき集団、7人ほどの野郎どもに崩された。「高校生てこんなにガキだったか?」と思うほどの会話と行動に呆れた。もしかして俺もそうだったのかもしれないが、ここまでガキではなかったと信じたい(笑)

高校時代の修学旅行が「まったく記憶に残らないほどにつまらなかった」私だが、こいつらガキどもには「せめて記憶に残る楽しいものにしろよ!」ぐらいの声はかけたいと思わなくもなかったが、言っても通じそうになかったので止めた。

湯上がり後、道後温泉界隈を散策。温泉街のことは詳しくないで何とも言えないが、こんな感じなのかもしれない。概ね開店中の店は眺めたが、今晩入りたいお店はない。そんな中で見つけたのが「場末のスナック」感がある店、宿泊先からも近い。

「場末なスナック」が好みなわけではないが、地元の人と話せる手っ取り早い方法であることは、先日の熱海で発見。先客は、馴染客の愛媛の方が二人、初めての客で香川の方が一人。気づけば、愛媛の一方の方が私の隣席に移って、オートバイの話題で盛り上がる。そして、香川の人も巻き込んで「うどんの喉越し」の話題になるが、私にはさっぱり理解できず(笑)

そんなこんなで閉店近くまでバカ騒ぎして、宿泊先で就寝。

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