2024年4月16日火曜日

2024春の新潟:いい事ばかりはありゃしない

南アルプスでもブラックモンブランでもない からの続き。
♪いい事ばかりはありゃしない
きのうは白バイにつかまった♪
幸運にも、今回も「犬」や「パンダ」に捕まることはありませんでした。「犬」はちょくちょく見かけたけどね。

このツーリングで最も印象に深かったのが「山の景色」。ここは、三日目の帰宅途中「道の駅あらい」にて。やっぱり「ブラックモンブラン」でも「南アルプス」でもございません(笑)
とはいえ、ツーリング(旅)は「いい事ばかりはありゃしない」わけで、それらも含めて「楽しむ」しかない。

新潟駅南口:
 
タクシーの運ちゃんが言っていたように、反対の万代口(ばんだいぐち)よりは「寂しい」。良さそうな飯屋を探すのには苦労しそうなので、早々に諦めた。

万代口:
これもタクシーの運ちゃんが嘆いていたように「バス優先」で分かりにくい。ここを通過して宿泊先に入ったのだが、私も戸惑った。歩行者として歩いても「何だこの信号機?」となった。

宿泊先、オートバイに一泊1,000円は高い気もするが...。

美味いものばありはありゃしない

初日の夜は「不味い店」に行ってしまった、そのことは忘れたいので書かない。さらに、宿泊先の朝食ビュッフェは、「言うほど美味しくない」。(コメ)ご飯がとても美味しいのに、様々にあるオカズが「イマイチ」なのだ。松本愛媛などの宿泊先では、美味しい朝食が堪能できたが、今回は「違った」のだろう。死ぬほど満腹に食える朝飯だが、今回はさほど満腹感はなかった。

二日目の夜、流石に「美味い新潟」を期待した。

が、総じて「美味しくはなかった」。言うならば「文庫本(再読:アヒルと鴨のコインロッカー)を読みながら食ったほど」に魅力的ではなかった。店選びを間違ったのだろう。新潟駅に近すぎたのかもしれないし、「新潟なら何処に行っても美味いだろう」との思い込みもあった。

反省を兼ねて、飲み食いしたものを記述:
ビールを飲まないで「日本酒だけ」で飯食ったのは初めて。新潟の酒への期待感から「やってみた」。最初は「八海山」、日本酒に詳しくない私でも名称は知ってた、一合を注文。結果、「美味しくない」。何だか「薄味」なのだ。日本酒に詳しい同僚に尋ねたら、納得の理由を教えてもらった。ここでは割愛するが「え、本当!?それで良いのか?」となった。

「日本海の荒波から」とか書かれると、期待せずにいられないよね?
出てきた瞬間、嫌な予感がした:
ホッキ貝を除いて「食感がダラダラ」してる感じ、柔らかいだけのマグロは「味が薄い」。日本海の魚ってこんなもん??

勝手な仮説だが、美味い刺身を提供するには「それなりの板前さん」が必要なのでは?

刺身にするために魚を捌くにも技術がいる。実家で私の父が捌いた魚は美味かった、同じ魚を自分で捌いてもダメだった、刺身の味が落ちたのを実感。学生の頃に居酒屋の厨房でアルバイト(揚げ物担当)したが、刺身担当は見た目も「板前」という感じの人(「キドさん」、私のことを「りんちゃん」と呼ぶ、渋くてカッコ良い人)。

カウンター席で食事したのだが、厨房の中に「板前」っぽい人はいない。高く見積もって30代前半の人が最年長という感じで、全体的に若い。活気というより「ガヤガヤ」と騒がしい雰囲気の厨房。それが料理の出来に影響するのか不明だが、結果的には「美味しくなかった」。

美味しかったのもある。例えば、南蛮エビ(ホッコクアカエビ):
これを食いながら

「かっぱえびせん」が目指してる味はこれだろうなぁ...

同時に「かっぱえびせんて、凄いなぁ」と、お菓子であれだけの味わいがあることに関心。さらに「だから私はお菓子を食べないのだ」と納得。食事で十分満足で、お菓子で補う必要がないのだ。

越後もちぶたつくね羽子板焼き:
「豚肉のつくね」も良い。あれ?俺ってハンバーグ好きじゃないのに、「つくね」は好む、何かが矛盾してないか?(笑)

「真野鶴(まのつる)」がなくて代わりに「鶴齢(かくれい)」を注文:
これは美味しい。

天ぷら好きの私が期待した「岩もずく天ぷら」:
驚くほどに「美味しくない」!「天ぷらにしたら大抵のものは美味しくなる」と思っていたが、大間違いだった。「岩もずく」と言っても、食感は普通の「もずく」なので、それを天ぷらにしたらどうなるか...。私が基本にしてる「天ぷらは蒸し料理」を思い出せば、もずくは「天ぷらには合わない」と分かったはずだが...、かなり悔やんだ選択、泣きながら全部食ったけどな(泣)

高速道路の使い方

帰宅の本日、天気予報によれば、名古屋は夕方から雨で、新潟は一部ですでに雨が降っているとのこと。出発時、宿泊先の空模様は「曇り」で、まだ雨の降る気配はなかった。よって、先ずは一般道「新潟 ー 上越」を選択。

ところが、1時間もしないうちに「小雨」、大した降りではないが、この時期の「上越あたり」は肌寒い(新潟と上越の気候の違いは体感済みで、且つタクシーの運ちゃんからも教えてもらっていた)。愛媛からの「最悪の帰宅」が思い出され、「どこかで、もう一泊なのか?」とも考えた。上越に入る前に高速道路に入った。しばらく小雨は続いたが、冒頭の写真「道の駅あらい」に着く頃には晴れ間も見え、まったくもって雨の気配はなくなった。

走行しながら、夕方までに帰宅するルートを考えた。結果的に「一般道、高速道路、一般道、高速道路」の順で走った(一般道:オレンジ、高速道路:黒):
最後の名古屋入りする直前、高速道路で雨となったが、何とか本降りになる前に帰宅できた。

高速道路を使うと、「旅感」が損なわれる気がしていたが、今回のような使い方は悪くない。そはいえ、こんなふうに高速道路と組合せると「どこまでも走れるぞ!」という、(多分)無謀なことを考えてしまう私がいる。現に「梅雨前に、次は広島あたりを...」とか想像したからね(笑)

この写真を見ながら「そういや、日本海はあまり眺めなかった」ことを思い出した。それほどまでに「山道」が楽しかった。
初日:米山SA

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