その後再び「大きな変化」があり、それも大変だったが、開発テーマも一定の成果を出して「そろそろ遊ぼうかな」という気分になれて、このツーリング決行した。行き先の候補はいくつかあったが、前回の愛媛ツーリングが冬だったので、暑い時期に走ってみたくなった。
結果的には、その判断は間違っていた。久しぶりのツーリングで判断が鈍っていたのかもしれないが、今後のツーリングの参考になる体験になったのは確かだ。
道後温泉までのルートは次のような感じ:
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淡路島を経て鳴門まで高速道路利用して、その後は高松市を経由して愛媛へ「一般道(下道)」を使った。
まず、このルート選びがダメだった。「高松経由で海岸線を楽しむ」が狙いだったが、瀬戸内海が見えたのはほんの僅かで、ほぼ「市街地走行」。海や山を楽しむがツーリングの目的なので、走行中はかなりストレスだった。日常と変わらない景色をツーリングしてまで眺めるのは苦痛でしかない。それでも走り切れたのは「久しぶりのツーリング」が理由。景色は残念だったが、走ること自体は楽しかった。
とはいえ、市街地走行は効率的には悪くて、「佐田岬」に行くにしても時間的に無理があった。要するに往路は「中途半端」なものとなった。結果、まだ陽が高いうちに宿泊先へ着いた。
前回と同じ宿泊先:
今回も屋上の露天風呂へ直行、日没前に入る露天風呂は奇妙なものだが、前回のように「高校生の修学旅行連中」と一緒になることはなく、たった一人で楽しめた。温泉好きではないが、ツーリング直後は気分が良い、「湯治」の意義が分かる気がする。暑い日差しが照りつける中の露天風呂は奇妙だったけど。後で「場末のスナック」でテレビを見せられて、この日の気温はかなり高かったことを知る。
前回はホテルの豪華な夕食だったが、今回は外食することにした。道後温泉の周囲をぶらつきながら見つけたのは、魚料理が「美味そうな店」。しかし結果は失敗(泣)、詳細は省くが、例えば「高知のある四国、カツオは美味いだろう」と注文:「カツオの藁焼き」がそういうものかもしれないのだが、「生ぬるい」のだ、敷かれている氷が機能していない。店選びの間違いは「小綺麗すぎた」のかも。盛り付けから分かるように、ちょっと「小洒落」た感じなのだ、私の好みではない。
食い物の話でもう一つ、宿泊先の朝食は楽しみなのだが、今回は「え?」と思うほど美味しくなかった。前回と内容は似てるのだが、違いはビッフェスタイル、とはいえ、料理の見た目はほぼ同じ。かなり意味不明だが、ホテル自体が前回から大規模に改装されているから、スタッフも変わったのか?
このように食事に関しては残念な結果だが、その後の「飲み屋」は「悪い店、良い店」という結果。一軒目は、歩いてる途中に「(ほぼ)お婆さん」に声をかけられて入った店。地元の話を聞けると思いきや、店内のテレビ放送のことばかり。テレビが嫌いな私には苦痛でしかなかった。
気を取り直して二件目を探した。ガールズバーぽくて避けていた店先でママさんと話して「悪くなさそう」と思って入った。ガールズバーではなかった。話を聞いたら、スタッフが課されたルールの一つに「接客中は携帯電話は使わない」がある。その他のルールも「へぇ」と感心するもの。私の相手をした女性が「日本映画好き」ということで、映画の話で盛り上がる。ポストイットにお互いが薦める映画を書くのだが、妙に楽しかった。彼女の一番のおすすめは岩井俊二監督の「スワロウテイル」、学生の頃に観たが詳細は忘れた。私のは「太陽を盗んだ男」。
道後温泉近辺にはショットバーのようなものはないので、普段行かない店に入ったのだが、リラックスできたのは良かった。周囲の歌声を無視できればね...(笑)
が、上記のように途中で断念。良い道であるのは間違いないが、佐田岬まで行くと、本日の日中に帰宅するのは不可能と判断。
翌日は佐田岬を目指した:
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今回は1泊2日のツーリングだったが、愛媛は距離的に無理があったと反省。帰りはどうしても、高速道路だけを使っての走行を余儀なくされて、正直走りとしては楽しくない。高速道路の利用は時短でしかないのだが、今後はあまりやりたくない。そうなると、ツーリングのプランを今よりも考慮する必要があって、ズボラな私には嫌な作業だが、ツーリング自体を楽しむには避けられない。今頃気づくのも遅いのだが...(笑)


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